天理の達「150キロ投げたるぞ」 順延は恵みの雨?

2021年3月28日12時25分

 第93回選抜高校野球大会の大会本部は28日、予定していた準々決勝4試合を雨のため中止とし、29日に順延すると発表した。試合をする予定だった8校の選手たちは、阪神甲子園球場の室内練習場で調整した。

 第1試合に登場予定だった天理(奈良)は甲子園の室内練習場で、主に投手陣が調整した。

 ここまで2試合とも一人で投げきっているエースの達孝太(3年)は、キャッチボールなどで汗を流した。ひそかに意識している相手が、中京大中京(愛知)のエース畔柳(くろやなぎ)亨丞(きょうすけ)(3年)だ。同学年で同じ速球派右腕。畔柳が27日の試合で149キロを出したことについて、「150キロ投げたるぞ」と主将の内山陽斗(3年)に話していたという。

 実はその前まで今大会最速は、達が2回戦で記録した148キロ。「頼もしい。本当に投げそう」と内山も太鼓判を押す。

 達は20日の1回戦・宮崎商戦は161球で完投、25日の健大高崎(群馬)戦では134球で完封している。疲労がないわけはないだろうが、「昨日の状態では『もう大丈夫です』と話をしたので、(準々決勝は)先発させる予定だった」と中村良二監督。「順延になった分、こちらとしたら恵みの雨なのかな」と前向きに受け止めた。(大坂尚子)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ