スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

劇的サヨナラ、東海大菅生が8強

2021年3月28日09時00分

 【東京】第93回選抜高校野球大会は27日、2回戦があり、東海大菅生は京都国際に5―4で逆転サヨナラ勝ちし、初のベスト8進出を決めた。準々決勝は29日の第4試合(午後4時半開始予定)で、中京大中京(愛知)と戦う。

     ◇

 九回裏、1点を返して1点差。なお2死満塁の好機。打席に送られたのは代打の多井耶雲(やくも)選手(2年)だった。公式戦初打席。「自分が決めるという気持ちだった」。2球で追い込まれ、1ボールの後の4球目。高めに浮いた変化球を右翼線へ運び、チームを8強に導くサヨナラ二塁打を放った。

 昨秋はメンバー外で、今大会も一度はベンチ入りから漏れた。しかし、練習試合で打撃好調なところを見せ、投手もできることから直前に選手変更でベンチ入り。背番号は18。「チャンスは必ず来る」と信じて自主練習でバットを振り込んだ。

 序盤はリードしたものの、逆転された後は流れに乗れないまま最終回へ。それでもチームは粘りを見せ、1点差に迫り、2死満塁になった。若林弘泰監督は「経験はほとんどない。でも最後の最後にメンバーに滑り込んだので、運というのも加味した」。気合でいけ、という監督の指示に応える殊勲打。右翼手の動きを見て、打球が抜けるのが分かった。人生初のサヨナラ打だ。「うれしくて。頭が真っ白になりました」。ホームで待っていた仲間たちと抱き合った。

 小さい頃から厳しい父親に指導され、気持ちの強さには自信がある。シートノックでミスをして怒られてもひるまない。監督は「気持ちを前面に出して向かってくる選手」。公式戦初打席が甲子園で、2球で追い込まれても気持ちで負けなかった。「みんなに執念がすごいって。お前がヒーローや、と言われた。本当にその通りだと思います」。照れくさそうに笑った。(野田枝里子)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ