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すっかり常連の明豊、1つひっかかることが 高嶋仁の目

2021年3月26日18時40分

 (26日、選抜高校野球 明豊2-1市和歌山)

 明豊の初戦は両チーム計21安打21四死球の大乱戦。智弁和歌山での教え子の川崎絢平監督からは「不細工な試合してすんません」と電話がかかってきました。まあ、甲子園は勝ちゃええんですよ。ましてや今日は負けられん。母校は昨秋、市和歌山に3連敗しましたからね。「負けたら和歌山に帰られへん」と言ってましたが、1回戦とは全然違いました。ばたばたせず落ち着いての守り勝ちです。

 同点に追いつかれた直後の七回、代打策が当たりました。市和歌山の好投手・小園健太君を相手に2死三塁とし、先発を外れていた右打者の竹下聖人君を起用。1ボール2ストライクと追い込まれましたが、小園君が三振を取りに来た外角へのスライダーにうまいことバットを合わせて三遊間を抜きました。

 バッテリーはボールにするつもりが、中へ入ったのかもしれません。ただ、初戦の県岐阜商はあの球を引っ張りにいって空振りさせられてたんですが、竹下君は引っ張らず、ついていったからバットのええとこでつかまえられた。スライダーが来ると頭にあったんでしょう。監督が選手を普段からよく見て使ったということですよ。

 ただ、ひとつひっかかるのは六回の守り。2死二塁で市和歌山の強打者松川虎生君を迎え、明豊は伝令を送りました。市和歌山で唯一、左投手の太田虎次朗君にええ打ち方ができていた松川君を敬遠し、次の打者と勝負だと思ったんですが、初球を中前へはじき返されて同点にされてしまいました。松川君がやっぱりええ打者やったということです。まあ「勝負せえ」と言うてやられたんなら仕方ないですけどね。

 中止になった昨年も含め、3年連続で選抜に選ばれているのは明豊だけ。「例年より打つ方は弱い」と川崎監督は言いますけど、2年前に続いての8強入り、すっかり常連になってきましたね。川崎監督は選手時代はおとなしくてあまり物を言わない子でしたが、智弁でコーチを頼んだときは守備をよく教えていた。岡田俊哉(中日)や西川遙輝(日本ハム)らいい選手を見られたことも、ええ勉強になったのだと思います。(前・智弁和歌山監督)

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