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「立てなくなるまで走る」具志川商、3盗塁死は夏への糧

2021年3月26日17時24分

 (26日、選抜高校野球 福岡大大濠8-4具志川商)

 春夏を通じて沖縄県勢の甲子園100勝まで、あと一歩だった。21世紀枠で初出場の具志川商は先行されても追いつき、一度は逆転。ひっくり返されてもまた並んだ。「立てなくなるまで走り回ってかき回すよ」。試合前の喜舎場(きしゃば)正太監督の指示通り、伸び伸びと攻めた。

 勢いをつけたのが、背番号1の新川(あらかわ)俊介のひと振りだった。1点先取された直後の一回2死。初球のまっすぐに狙いを定め、左翼席へ同点アーチを放り込んだ。「攻めていけ、というのが今日の指示。初球からフルスイングしました」

 相手は昨秋の九州大会準々決勝で敗れた福岡大大濠。5安打完封された左腕毛利海大との再戦だった。冬は全国レベルの毛利の直球を想定して振り込んだ。一日千スイング。砂場で振ったり、股を大きく開いたままで打ったり。下半身をいじめ抜き、スイングの速さが増した。その成果が毛利からの9安打、4得点だ。

 新川は遊撃で先発し、三回からマウンドへ。先発した初戦で中指のマメをつぶし、救援に回った。八回1死二、三塁では捕手とのアイコンタクトで相手のスクイズを外して窮地を脱するなど、延長十一回途中まで踏ん張った。「ピンチでも声を掛け合って乗り越えた。甲子園はとても幸せな場所でした」

 もったいない試合でもあった。十回無死一塁は強攻策で併殺、サヨナラ機をつぶした。盗塁死も3度あった。それでも喜舎場監督は「どんどん仕掛けていった結果」と言った。この1敗が、また夏への糧になる。(伊藤雅哉)

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