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常総学院、延長13回一挙4点 今大会初タイブレーク

2021年3月25日09時00分

 【茨城】19日に開幕した第93回選抜高校野球大会で、5年ぶりに出場した常総学院は24日、敦賀気比(福井)と戦い、大会初となる延長タイブレークの末、9―5で破った。序盤の4点のリードを追いつかれたが、タイブレークに入った十三回の無死一、二塁からの攻撃で、一挙4点を奪って競り勝った。27日に、中京大中京(愛知)と専大松戸(千葉)の勝者と対戦する。

     ◇

 「お前がエースと思って投げろ」。八回裏、背番号10をつける大川慈英(じぇい)君(3年)は、ベンチで先発した秋本璃空(りく)君(同)からこう言われ、マウンドに向かった。序盤で4点先制しながらも、敦賀気比に2点差まで詰め寄られていた。

 だが、高めに浮いた変化球を狙われた。安打や暴投などで2失点し、同点に追いつかれた。「自分が抑えなくては、と思い力んでしまった」と振り返る。

 その後は、一番自信のあった直球を軸にした配球に切り替えた。140キロ超の速球で、強気に押した。

 九回裏には1死満塁の危機。だが空振り三振と投飛で切り抜けた。十二回裏の2死三塁の場面でも左飛に打ち取った。どちらも1本が出ればサヨナラ負けの場面だった。だが「負けることは考えなかった」。直球の調子がよく、走者を背負って投げることに苦手意識はなかった。

 冬は下半身の筋力と、バランス感覚の強化に力を入れてきた。昨秋の関東大会までは、上半身に頼って投げていたが、下半身をうまく使うことで、球威も増した。球速は最速147キロまで上がった。

 八回に継投してからは、十一回を除いて毎回走者を背負った。十三回からは延長タイブレークで、無死一、二塁のスタートだったが冷静だった。「2人に打たれたのと同じだ、と思ってた」。1番から始まる相手打線を3者連続飛球で抑えた。

 昨夏から秋本君とは、「ライバルでもあり、助け合う仲間」だ。エースを狙っていた大川君は「背番号は関係なく、自分の仕事を徹底する」と話していた。互いに力を補い合う「二枚看板」で、さらなる勝利を目指す。(伊藤良渓)

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