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夢の甲子園、粘った柴田 兄のバットが力をくれた

2021年3月25日09時00分

 【宮城】夢の甲子園での初勝利、とはいかなかった。柴田は24日、選抜大会第5日第2試合に出て、ともに初出場の京都国際(京都)と対戦。先手をとるも、延長十回の末に敗れた。選手たちは悔しさを口にしながらも、晴れ晴れとしていた。

     ◇

 同点で迎えた九回裏。柴田の先頭打者、横山隼翔君(3年)は打席に立つと深呼吸をし、おろしたばかりの銀色のバットを構えた。

 「何とか塁に出れば」との一心だった。4球目、外角に来た速球を逆らわずに打ち、右翼線ぎりぎりに飛ばした。公式戦で初めての二塁打になった。塁上から一塁側のアルプススタンドに向けて、大きくガッツポーズを見せた。

 スタンドでは兄・航汰さん(18)が見守っていた。10年以上、同じチームでプレーしてきた。柴田の前主将でもある。この日のバットは甲子園出場が決まって、航汰さんがプレゼントしてくれたものだった。

 バットはしばらく玄関に飾っていた。コロナ禍によって満足に大会に臨めなかった兄をそばで見ていたからこそ、見るたびに気合が入った。

 この日は5打数3安打1得点の好成績。平塚誠監督も「しっかり活躍してくれた」とねぎらい、横山君も「兄のバットに打たせてもらった」との思いだ。

 それでも、延長十回裏の2死二、三塁で遊ゴロに終わったのに悔いが残る。「勝ちきれなくて本当に悔しい。夏またここに戻ってきたい」と誓った。(近藤咲子)

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