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諦めない柴田 初の舞台で悔しさと充実感「運命だと」

2021年3月24日18時38分

 (24日、選抜高校野球 京都国際5-4柴田)

 十回の攻撃。1点を奪い返し、打席にはこの日3安打の横山隼翔。鋭い打球はしかし、遊撃手の守備範囲で一歩及ばず。柴田の初めての甲子園は終わった。

 公立校だが昨秋の東北大会で準優勝し、堂々の地区代表として選出された。昨秋は投球数制限による降板も経験したエース谷木(やぎ)亮太も持ち味を発揮。カーブやチェンジアップといった得意の変化球を見せ球にして、直球で押した。「面食らった」と京都国際の小牧憲継監督。直球は130キロに届くかどうか。それでもテンポ良く投げ込み、六回までわずか2安打に抑えた。

 七回、中堅手が打球に飛びついたが届かず逆転を許しても、諦めない。その裏、すぐに追いつく。延長に入って2点を勝ち越されても、まだ諦めなかった。「監督から積極的に振ることを言われていた」と代打で左前適時打の佐藤琳空。

 東日本大震災から10年の節目の大会。最後の打者となった横山は宮城県石巻市で被災した。ともに柴田でプレーし、コロナ禍で夢断たれた1歳上の兄・航汰さんにもらったバットで挑んだ。「何か震災につながっているというか運命だと思う。全ての人に感謝したい」

 もちろん、課題も多い。谷木は終盤で球威が落ちた球を狙われた。打線も相手の2倍以上の14安打を放ったのに、13残塁。競り負けた。谷木は「悔いは残る。甲子園では楽しむことを大事にして、ちゃんと楽しめた部分もあった」。

 悔しさと、充実感を胸に。夏へ、柴田はこれからも乗り越えていく。(辻健治)

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