大阪桐蔭、智弁学園に雪辱ならず 選抜高校野球

2021年3月24日09時00分

 第93回選抜高校野球大会第4日の23日、大阪桐蔭(大東市)は智弁学園(奈良)に6―8で敗れた。昨年秋の近畿地区大会決勝と同じ対戦カードとなり、大阪桐蔭の選手たちはリベンジに燃えていたが、雪辱は果たせなかった。

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 「2回も負けられへんぞ。冬の間も、この春に向けてやってきたんだ」

 大阪桐蔭の池田陵真主将(3年)は試合中、チームメートを鼓舞し続けた。

 昨秋の近畿地区大会決勝で敗れた智弁学園との再戦。大阪桐蔭の部員たちは「悔しさをもって挑みたい」と、リベンジへの思いを各自の野球ノートにつづった。西谷浩一監督は「その気持ちが本物かが試される試合」と話していた。

 全部員40人で秋の決勝の映像を何度も見て、課題を指摘し合った。「40人いれば40人分の目がある」。全員の意見を記録するノートも新たにつくった。

 「(秋の)智弁学園はみんな体が大きく見えた」と池田主将。投手も野手も負けない身体をめざし、冬場はトレーニングに励んだ。投手は智弁打線を想定した練習に力を入れた。

 「チームの思いも背負い、絶対に出塁する」。2点差の九回2死、池田主将は小畠一心投手(3年)の直球をたたいた。意地の三塁打。「何とかつなげられた」。だが後続が倒れ、リベンジはかなわなかった。

 池田主将自身は3安打の活躍だったが、試合後の表情は厳しかった。「すべてにおいて力不足。前半に攻めきれない弱さがあった。課題としてやっていきたい」。この敗戦を夏への原動力にすると誓った。(浅沼愛)

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