スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

開幕試合で劇的サヨナラ 神戸国際大付 センバツ開幕

2021年3月21日09時00分

 【兵庫】2年ぶりとなった春の甲子園の開幕試合で、劇的なサヨナラ勝ち――。第93回選抜高校野球大会が19日開幕し、神戸国際大付は北海(北海道)に3―2で競り勝った。土壇場の本盗で追いつき、十回裏に突き放した。

 序盤は安打も出ず、重苦しいムードだったが、公式戦初スタメンの選手や途中出場の選手の活躍で流れを一気に引き寄せた。

 二回表、2死満塁のピンチに、青木尚龍(よしろう)監督は背番号11の楠本晴紀君(2年)をマウンドに送った。「球に元気がある」と見込んだからだ。

 押し出し四球で1点を与えたが、次の打者から内角の直球で三振を奪った。先発した阪上翔也君(3年)からは試合前、「いつでもいけるよう、準備しとって。頼むぞ」と声をかけられた。五回表にも1点を失ったが、粘りの投球で相手にペースを与えなかった。

 打線は、北海の左腕・木村大成君(3年)に苦しめられた。だが五回裏、公式戦初スタメンの板垣翔馬(しょうま)君(2年)がチーム初安打を放つと、次の六回裏に好機が訪れた。

 2死からの連打で一、三塁。「点差は少ない。思いっきり行け」。青木監督に送り出された4番・西川侑志君(3年)は思いっきりバットを振った。打球は高く上がった。「落ちてくれ」。そう願いながら一塁めがけて走りきると、センター前に落ちた。反撃の1点が入った。

 九回表のピンチを継投でしのぎ、その裏の攻撃。代打で出た坂本陽飛(はるひ)君(3年)が、相手の守備の乱れと安打で三塁に。スクイズは外されたが、そのまま本塁に突っ込んで本盗成功。土壇場の同点劇に甲子園が沸いた。

 こうなると、流れは神戸国際大付に。延長十回裏、四死球と単打で1死満塁のサヨナラのチャンスに、打席には関悠人君(3年)。バットを振り抜くと、打球はセンターへ。無意識に「抜けろ」と声が出た。三塁走者がかえると、満面の笑みを浮かべた選手たちがベンチから飛び出した。

 この日は、背番号2桁の選手が3人スタメンに入り、それぞれ安打を放った。一方、殊勲のサヨナラ適時打の関君は背番号8だが、ベンチスタートだった。「自分の中では『見返そう』という気持ちを切らさないようにした」

 高め合い、最後まであきらめないチームは、次の試合へ走り出す。(西田有里)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ