大阪桐蔭×智弁学園、初戦で激突 両監督に戦い方を聞く

2021年3月22日18時05分

 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催、朝日新聞社後援)で、大阪府内から出場する大阪桐蔭は23日の第2試合(午前11時40分開始)で、智弁学園(奈良)との1回戦に臨む。大阪桐蔭の西谷浩一監督と智弁学園の小坂将商監督に、相手校の印象や意気込みを聞いた。報道各社の代表取材によるインタビューをもとに、紙上対談の形式で紹介する。

 ――相手チームの印象は

 西谷 下級生の時から試合に出ている経験豊かな選手が多く、しぶといイメージがある。

 小坂 試合運びがうまい。投手陣は1年生の秋からたくさん公式戦に出場し、経験を積んでいる。全国のどのチームも「倒したい」と思うほど、レベルが高い。

 ――理想の試合展開は

 西谷 手ごわい相手だから簡単に勝てないが、粘って粘り抜いて最後は1点でも取って勝ちたい。昨秋の近畿地区大会決勝はバッテリーを含めた守備で守り切れず、打つ方でもあと1本が好機で出なかった。粘り強いディフェンスと粘り強い攻めをしたい。

 小坂 点を取ろうが取られようが、とにかく一生懸命やるだけ。(昨秋の近畿地区大会では勝ったが)秋は秋。甲子園での勝ち方を知っているチームであり、こちらのことも研究を重ねているはず。へばりついてでも戦っていきたい。

 ――相手校の注目選手は

 西谷 いい選手がいっぱいいる。投手も打者もいい選手がいるので一人ひとりしっかりマークしていきたい。その中で投手が一つポイントになると思う。西村王雅、小畠一心の2投手をしっかり攻略したい。

 小坂 3番の宮下隼輔選手と4番の池田陵真選手に特に注目している。2人ともトップクラスの右強打者。彼らの打順が回ってくる前に走者をためず、得点につなげさせないことが課題になると思う。

 ――自チームで勝負の鍵を握る選手は

 西谷 全員の連なりを大事にしているので全員ですが、キャプテンがチームを引っ張っている。池田主将がしっかりやってくれればチームに勢いがつく。

 小坂 三垣飛馬(みがきひゅうま)選手や植垣洸(こう)選手らが下位打線を勢いづけ、どんどん上位打線につなげていくことが重要。前川右京選手が打つとチーム全体が活気づき、得点にもつながるので、彼の活躍にも期待している。

 ――初戦への意気込みを

 西谷 コロナ禍の中で大会を開催していただけることになった。大会がなく、苦しい時期を乗り越えてきたこのチームが、一つ上のOBたちの思いを引き継いでいる。2年分の思いをもって暴れたい。

 小坂 甲子園に出る限りはしっかりと準備をして初戦に臨みたい。相手よりも得点できるよう、良い守備から攻撃のリズムをつくるという意識を持って試合の流れを引き寄せたい。あとは全力で戦うだけだ。(構成・浅沼愛)

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