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縦縞のプライドをかけた「東海大」対決 雪辱を果たした

2021年3月20日20時14分

 (20日、選抜高校野球 東海大相模3-1東海大甲府)

 東海大相模と東海大甲府。東海大の系列校の中でも、特に関係が強い両チームの対戦が甲子園で初めて実現した。

 甲府の村中秀人監督はプロ野球・巨人の原辰徳監督とともに東海大相模を押し上げた好投手で、相模を率いた経験も持つ。相模の門馬敬治監督も同校の11歳下の後輩だ。

 昨秋の関東大会準々決勝では、相模は1―2で甲府にサヨナラ負けしている。それだけに、相模にとって、門馬監督がいう「縦縞(たてじま)のプライド」をかけた戦いだった。

 試合は予想通り、昨秋と同じ投手戦。相模はこの試合に打った策がはまった。

 先発はエース石田隼都(はやと)ではなく、昨秋の公式戦で1試合、しかも1回しか投げていない石川永稀(えいき)。ただ、決して奇襲ではない。門馬監督は「状態はよかった」と判断。さらに「勝負どころを考え、石田を後ろに持っていきたかった」という。

 その石川は「序盤だけでも抑えてほしい」との期待をはるかに越え、8回1失点。若山恵斗が1人で投げきった甲府に比べて、最高の形で九回から元気な石田につなげた。

 打線も用意周到だった。内角、外角の変化球で揺さぶられた昨秋を反省し、各打者はこの試合、バッターボックスの立ち位置を捕手寄りから少し前に変えた。本塁ベース横に立つことで、球が本塁から離れていく前に振っていった。

 冬場、打てずに負けた悔しさを持って練習した成果が出たのは、決勝点の場面だろう。

 延長十一回1死二塁、打席に立ったのは主将の大塚瑠晏(るあん)だ。「ロースコアの試合で集中していた」。外寄りに落ちていく球に腰をこらえるようにしてしぶとく右前安打を放った。

 「初戦に勝ちたいと思っていた。接戦で粘れた」。成長した姿を見せ、甲子園の大舞台で昨秋の雪辱を果たした。(坂名信行)

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