夏の甲子園のキャッチフレーズ、横浜隼人高2年生の作品
2021年2月19日10時30分
【神奈川】今夏開催の第103回全国高校野球選手権大会のキャッチフレーズコンクール(朝日新聞社、朝日放送テレビ、朝日放送ラジオ主催、日本高校野球連盟後援)のグランプリ(最高賞)に、横浜隼人高(横浜市瀬谷区)の2年生、加藤珠海(たまみ)さん(17)の作品「繫(つな)ぐ想い、挑む夏。」が選ばれた。18日、同校で朝日新聞社から賞状と記念盾を授与された加藤さんは「まさか自分が選ばれるとは思わなかった。1位を取れてうれしい」と笑顔で語った。
これまで2度、阪神甲子園球場で観戦したという加藤さん。第101回大会で明石商(兵庫)の試合を家族と観戦したときのことを「スイングスピードが全然違う。同じ高校生とは思えなかった」と話した。
昨年はコロナで選手権大会が中止になり、「一つ上の先輩たちは悔しい思いをしたと思う」。今年の大会は先輩たちの想いを繫ぐ場になると考え、キャッチフレーズを練ったという。
コンクールには全国から1万512点の応募があった。