宮崎商で選抜旗授与式、選手ら健闘誓う
2021年2月19日09時00分
宮崎商業高校(宮崎市和知川原3丁目)の体育館で18日、3月19日開幕の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する野球部に、開会式などで使う選抜旗の授与式があった。宮崎商の選抜出場は52年ぶり3回目。
2年生の生徒や教職員ら約330人が見守る中、校章や学校名をあしらった紫紺の選抜旗が、主催者側から門田誠校長を通じて中村碧人主将に手渡された。約280人の1年生は教室で中継映像を見た。
県高野連の萩尾英司会長は、粘り強いプレーで昨秋の県大会を制し、九州大会で4強入りしたことを振り返り「県代表、九州代表としての誇りをもって宮商らしい野球を甲子園で見せて欲しい。県民全員に勇気を与えるプレーをして下さい」と激励した。
門田校長も「コロナ禍の中、出場できることに感謝し、大会に向けて気を引き締めて臨んで欲しい。全校挙げて応援しています」とあいさつした。
中村主将は「九州大会では4強に終わり悔しい思いをしました。一戦一戦、宮商らしいプレーをして、出場するからには優勝めざして頑張りたい。応援よろしくお願いします」と決意を述べた。
23日には、参加32校による組み合わせ抽選会がリモートで行われる。(菊地洋行)