スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

下関国際、春の切符 3年ぶり2回目のセンバツ

2021年1月30日09時30分

 【山口】阪神甲子園球場で3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に、下関国際の出場が決まった。3年ぶり2回目の出場に、選手らは喜びを分かち合った。

 「ありがとうございます。謹んでお受け致します」。山口和也校長のもとに吉報の電話が入ったのは29日午後4時7分。同席した坂原秀尚監督(44)も安堵(あんど)の表情を見せ、山口校長とひじタッチを交わした。

 グラウンドで報告を待っていた選手らに、山口校長が出場決定を伝えた。選手らは引き締まった表情を崩さなかったが、坂原監督を胴上げすると、ようやく笑顔を見せた。

 昨年の秋季大会では県予選、中国大会ともに準優勝。賀谷勇斗主将(1年)は「決勝で敗れたところに弱さがあった。優勝できなかった悔しさをもって、ずっとやってきた」と話す。「小さい頃から憧れていた甲子園。2年生中心のチームが多いと思うが、1年生(主体のチーム)らしく、思い切って向かっていきたい」

 同校は2018年に選抜大会初出場。同年夏には選手権大会でベスト8入りを果たした。

 05年に就任した坂原監督は「今の選手たちはあの時のベスト8を超えたいという志を持って入ってきている。(18年の)夏の甲子園の続きをするために戻る」と意気込む。「守備力とテンポのいい投手力、走塁を思う存分発揮したい」

     ◇

 下関国際は、部員41人のうち31人が1年生とフレッシュなチームだ。互いを「ライバル」と認め合う2人の1年生がエースの座を争い、切磋琢磨(せっさたくま)している。

 古賀康誠君は左腕の本格派。松尾勇汰君は変化球で打たせて取る右腕。昨秋の中国大会で、初戦からの3試合に先発したのは古賀君。決勝は松尾君が先発した。体力づくりのために取り組む800メートル走のタイムは互角。坂原監督は「打者に向かっていく気持ちは2人とも強い。投手に必要な素質の一つ」と評する。

 古賀君は昨秋の中国大会の連戦で肩の張りを訴えた。坂原監督に「下半身が使えていない」と指摘され、この冬は体の使い方を見直してきた。「松尾がいると気持ちが入る。負けたくないし、甲子園でも自分が引っ張って勝ちたい」と話す。

 松尾君は今冬、課題だった制球力の改善に取り組んだ。フォームを修正して重心移動がスムーズになり、変化球のキレも増した。「古賀みたいに投げきる力を付けて、甲子園では自分が投げて勝ちたい」

 坂原監督は「もともと2人はのんびり屋だが、中国大会を経て自覚が芽生えてきた。いい打者と対戦することで投手も1試合ごとに変わっていく。甲子園という舞台は選手を成長させる。大きな経験になる」と話している。(寺島笑花)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ