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東播磨、Zoom駆使してセンバツヘ 初出場の県立高

2021年1月29日16時33分

 第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、阪神甲子園球場)の出場32校が29日、発表された。21世紀枠で選ばれた東播磨(兵庫)は初出場の県立高。コロナ禍で一斉休校となった期間中に、オンラインを使った技術指導やミーティングで力をつけた。逆境をはねのけた先に、夢舞台が待っていた。

 同じ県立の加古川北(兵庫)を2度甲子園に導き、母校でもある東播磨を2014年春から率いる福村順一監督(48)は振り返る。「直接指導できない期間に、今まで以上に深く野球を伝えることができた」

 昨年4月上旬、自身が手本となって副部長とともに走塁、守備、打撃の注意点をまとめた動画を作った。選手にLINEで送り、公園や空き地で実践するよう指示。黒板を使った座学やミーティングも動画サイトを使って積極的に配信した。

 選手からも評判は上々で、主将の原正宗は「面と向かって言いづらいことでもSNS上だと、相談しやすいこともあった」。

 この取り組みが選考過程で評価された。「ZoomやLINEなどのSNSを駆使し、選手と指導者が一体となって高校野球を追究する姿勢は、今後の高校野球における新しい指導スタイルの確立につながる」と。

 新チーム発足後を見据えた準備も早かった。5月20日に夏の選手権大会の中止が決まると、福村監督は2年の原を新主将に指名。エース候補だった鈴木悠仁を夏の独自大会の登録メンバーから外し、「秋」に向けて投げ込ませた。右腕は数カ月で球速が10キロ近く上がり、最速139キロに。秋の県大会準優勝の立役者となった。

 1日2時間ほどしかない普段の練習も時間を有効に使う。昼休みに打撃練習の準備をしておき、放課後はウォーミングアップがわりに校舎からグラウンドまでダッシュ。フリー打撃も短時間で終わらせる。他部が活動を始めた後はグラウンドに背を向けて、バックネットに球を打つ。

 原は「短い時間だからこそ、1球1球に集中して取り組んでいます」。

 チームは甲子園に出場するだけでは満足していない。目標は「甲子園で勝つこと」。21世紀枠の選出校が一般選出校相手に勝利したのは、2015年の松山東(愛媛)が最後。自慢の足を使った攻撃で旋風を起こす。(山口裕起)

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