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甲子園の道、コロナで途絶える

2020年12月27日11時00分

 【栃木】コロナ禍で、夏の甲子園は中止となった。ほとんどの3年生球児にとっては8強まで戦う県独自の高校野球交流試合が最後の晴れ舞台になった。県内でも注目の2選手がプロに夢をはせ、プロ志望届を提出して10月26日のドラフト会議に臨んだが、指名はなかった。

 身長193センチ超。自己最速は147キロ。成長痛のため、今夏まで公式戦未登板だったため、ほとんど無名だった。国学院栃木のシャピロ・マシュー・一郎投手(3年)。公式戦の登板は交流試合の計3イニングで終わった。

 それでも長身から繰り出す速球にプロのスカウトが関心を示し、スポーツ紙も「ドラフト候補の大器」と報じた。本人もプロ志望届を提出し、9月に東京ドームであった「プロ志望高校生合同練習会」では打者6人を無安打に抑えアピールした。

 日本野球機構(NPB)2球団から調査書が届いていた。しかし指名はなかった。「悔しくて落ち込んだが、いま冷静に考えると勘違いしていた。実績と結果が必要だった」

 東京都出身。米国人の父デビッド・シャピロさんはNHKで大相撲を解説している。卒業後は国学院大で野球を続ける。大学では体を基本からつくり直すつもりだ。経済学を学び、野球をやめた後はスポーツ関連のビジネスに携わる展望もあるという。

 「いまは、プロになるというより野球をうまくなりたい。何かを変えないと新しい自分になれない」

 青藍泰斗の石川慧亮(けいすけ)選手(3年)はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団する。「1年で勝負してNPBに入りたい」

 東京都出身。高1秋から強打者として活躍した。昨秋の県大会では打率4割6分7厘で首位打者に輝き、チームを22年ぶりの優勝に導いた。高校通算本塁打は22本。合同練習会でも本塁打を放ち存在感を示した。

 4球団から調査書が届いたが、指名はなかった。野球をやめようかと思うくらい落ち込んだ。

 青藍泰斗の元エースで2017年のドラフト2位で中日に入った兄翔さんからプロの厳しさを何度も聞いていた。野球部の宇賀神修部長から「お前は大学よりも独立リーグでやった方がいい」と背中を押された。兄からは「落ち込んでいる場合じゃない。体を鍛え直せ」と鼓舞された。

 「これまで多くの人が応援してくれた。お世話になった栃木で結果を残して上に行きたい」(中野渉)

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