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大崎が福岡大大濠下し、初優勝 初の甲子園へ

2020年11月7日09時00分

 第147回九州地区高校野球大会の決勝が6日、長崎市の長崎県営野球場であり、大崎(長崎1位)が5―1で福岡大大濠(福岡1位)を下し、初優勝した。来春の選抜大会の九州地区の枠は4校。今大会の成績が判断材料となるため、大崎は選抜初出場が有力だ。

 清水央彦監督は試合後、「こんなことがあるんだなあと不思議な気持ち。選手たちがよくやってくれた」と相好を崩した。2018年春に監督に就任。地域の応援も厚く、「皆さんにこれで喜んでもらえる」とほっとした様子だった。

 試合を終えた選手たちは、応援に来た島民や保護者らに拍手で迎えられた。

 村上直也選手(2年)の祖母ミヨコさん(78)=長崎県佐世保市=はスタンドから孫の雄姿を見届けた。厳しい練習を経て、ピンチでも粘る強さが身についたと感じている。「来春の甲子園まで長生きせんばです」(小川直樹、米田悠一郎)

     ◇

 九回表2死無走者、フルカウント。左腕から投じた直球は、打者にバットを振らせず捕手のミットに収まった。勝本晴彦投手(1年)がガッツポーズをして跳び上がると、仲間たちがマウンドに駆け寄った。

 今大会初登板。県大会決勝で先発したが5回までに3点を失い、エース坂本安司投手(2年)に後を託した。今大会も準決勝まで、延長十二回を含む3試合29イニングを坂本投手が1人で投げ抜いていた。

 清水央彦監督から先発を告げられたとき、「決勝は全部投げてやる」と意気込んだ。故郷・五島市から大崎に来て以来、坂本投手は尊敬する先輩であると同時に超えたい目標だ。最速127キロの直球は入部から約半年で7キロ伸びた。決勝前日の夜も、前エースの3年生に貪欲(どんよく)に指導を受けた。

 ところが一回、いきなり本塁打を浴びて先制を許す。調祐李捕手(同)から「球が高い」とアドバイスを受けて修正。打線を信じ、最少失点を心がけた。回を追うごとに調子を上げ、2回以降は被安打2で無失点で完投。変化球で相手を打ち損じさせた。「大会を通じて成長している。先が楽しみだ」。試合後、清水監督は褒めたたえた。

 甲子園は観戦も含め、訪れたことがない。「もっと強い相手でも対戦できる力をつけたい」。気持ちはすでに先を見据えている。(小川直樹)

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