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秋季近畿大会、智弁が9年ぶり制覇 奈良県勢2年連続V

2020年11月2日09時00分

 秋季近畿地区高校野球大会(近畿地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は1日、京都市右京区のわかさスタジアム京都で決勝があった。智弁学園(奈良2位)が大阪桐蔭(大阪1位)を7―3で破り、9年ぶり2回目の優勝を果たした。昨年の天理に続き、奈良県勢が2年連続で秋の近畿王者になった。

 全国各地区の優勝校が集う明治神宮野球大会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中止が決まっている。

     ◇

 智弁打線が序盤からつながった。その中心にいたのが4番で主将の山下陽輔君(2年)だ。

 初回に2点を先制したあとの三回1死。初球の変化球を振り抜いた。打球は左中間へ。自身、今大会2本目の本塁打。「チェンジアップとスライダーをねらっていた。打った瞬間、すごくよい感触だった」。ただ、ダイヤモンドを回る間、表情を崩さなかった。

 「序盤で喜びを見せてはいけない」

 相手は大阪桐蔭。その裏に1点を奪われ、続く四回にはソロホームランで1点差に迫られた。

 五回2死一塁、山下君に打席が回った。また初球だった。センター前に運び、一塁ランナーは三塁に。チャンスを広げた。続く三垣飛馬(ひゅうま)君(2年)のタイムリーが決勝点になった。

 県予選は決勝で天理に敗れた。チャンスでの凡退が響いた。その後、チームはフリー打撃の練習方法を見直した。1人で3球ずつ打つことが多かったが、1球に集中できるよう1人で打てるのは1球だけにした。打線が、よりつながるようになった。

 近畿大会に入ると、山下君は準決勝までの3試合で長打3本を含む7安打4打点。打率7割で、智弁打線を引っ張った。この日も3安打2打点の活躍だった。

 試合中は何度も声を出し、背番号1の西村王雅(おうが)投手(2年)を励ました。「西村が自分の世界に入らず周りが見えるように『守ってるぞ』と声をかけた」

 チームワークが高まり、来春の選抜出場も見えてきた。その甲子園では今夏、交流試合で涙をのんだ。

 「王雅を泣かせてしまった。あいつを喜ばせたい」と笑った。(米田千佐子)

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