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広島新庄が初V 下関国際に競り勝つ 秋季中国高校野球

2020年11月2日09時00分

 第135回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は1日、島根県出雲市の県立浜山公園野球場で決勝があり、広島新庄が下関国際(山口)との接戦を制して秋季初優勝した。

     ◇

 同点で迎えた七回裏、足に絶対的な自信のある6番打者が打席に立った。「何としてでも出る」。4球目の直球を左翼へ運んで一塁へ。次打者への初球で盗塁のサインが出た。

 広島新庄の平田龍輝君(2年)は、決勝の舞台でも落ち着いていた。

 迷わずスタートを切り、50メートル走5秒9の俊足で二塁へ。「いける!」。三塁コーチ森下毅士君(同)の声が聞こえた。相手の悪送球の隙に、三塁へ。「いつも陰ながら支えてくれている。信じて走った」。続く伊永大蔵君(同)の左前打で決勝の本塁を踏み、笑顔で仲間とハイタッチした。

 今大会4試合で打率6割超。「自信をもって打席に立てている」と宇多村聡監督。全試合で盗塁を決め、右翼手としても遠投115メートルの強肩で好返球を見せて初の秋季中国大会優勝に大きく貢献した。

 試練もあった。中学3年の9月末に右ひじを手術。高校入学後も調子が戻らずリハビリが続いた。同じ時期に同様の手術を受けたエンゼルス(米大リーグ)の大谷翔平選手の回復を励みに、自分を奮い立たせた。

 悔しさも味わった。今春の選抜大会を前に1年生ながらメンバー入りしたが、大会は新型コロナウイルスの影響で中止に。夏に開かれた甲子園交流試合ではベンチ入りを逃した。「悔しかった。自分たちの代でもう一度選抜に行きたい」。思いをぶつけた大会だった。

 走攻守バランスの良い選手になることが目標。学校では生徒会長も務め、「学校も野球部も引っ張っていってくれる存在」と宇多村監督。出場が濃厚になった来春の選抜に向けて、「冬のトレーニングで体も技術もレベルアップして臨みたい」と活躍を誓う。(三宅梨紗子)

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