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健大高崎が初戦突破、前橋商は敗退 秋季関東高校野球

2020年10月25日09時00分

 第73回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)が24日、千葉県で開幕し、1回戦3試合があった。健大高崎(群馬1位)は6―1で日本航空(山梨2位)を破り、前橋商(群馬2位)は0―9で常総学院(茨城2位)に敗れた。健大高崎は27日、国学院栃木(栃木1位)と千葉県柏市の柏の葉球場で対戦する。

 ■日本航空―健大高崎

 健大高崎打線が2巡目以降に相手左腕を攻略した。三回、1番堀江から吉里、桜井への3連打などで2点を先制。四回は8番綱川が2ランを放った。投手陣では、先発野中が二、三回の満塁のピンチを無失点で切り抜けたのが大きい。3併殺の堅守も光った。

     ◇

 バットでは本塁打でチームを勢いに乗せ、マスクをかぶれば4投手を好リードして1失点。連覇がかかる大会を快勝で滑り出した健大高崎の捕手綱川真之佑(2年)が躍動した。

 四回1死二塁で回った第2打席。それまで差し込まれていたためタイミングを早めにしたという2球目、甘く来たストレートを振り抜いた。「真芯だった。打った瞬間いったと思った」という打球が左翼席へ飛び込んだ。切れ目のない強力打線の8番打者が放った高校通算20号だった。

 試合後、「綱川がこの試合の功労者」とたたえた青柳博文監督が、特に評価したのがリード面だ。「コースを狙いすぎないようにした」という配球がさえた。守備が終わるたびに投手陣に声をかけていたのも印象的だった。「(1失点で)最少失点に抑えられたんでよかった」。充実の表情で振り返った。(八鍬耕造)

 ■前橋商―常総学院

 前橋商が流れを引き寄せられないまま敗れた。四回は塩坪の二塁打と茂田の単打、五回も萩原、塚本が単打を放ったが、本塁が遠かった。先発茂田は初回に相手打線につかまり、継投の筑田も相手の勢いを止められなかった。守備陣の3失策も響いた。

     ◇

 初回に4点を奪われ、チームには焦りがにじんだ。四回1死走者なし。前橋商の塩坪永勢(えいせい)(2年)は「主将で4番」らしく点をもぎ取って流れを引き寄せたいと念じ、初球の低めの直球を思い切り振り抜いた。

 二塁打。続く打者が中飛で2死に。2死二塁から全力で本塁へ走る練習は、人一倍重ねた自信があった。6番茂田(しげた)侑大(2年)が打球をはじき返すのを見届けないうちにスタートを切る。本塁へ飛び込む。相手の捕手が腕をめいっぱい伸ばすのが見えた。「いける」。頭から飛び込んだ。だが、響いた審判の声は「アウト!」。ひざをついてうつむき、しばらく立ち上がれなかった。

 その後も自分たちのペースをつかめないまま、11年ぶりの関東大会の舞台を1日で去ることになった。

 塩坪は昨年、部内の学年のまとめ役を任され、「いずれは主将に」と心に決めた。プレーや雰囲気でチームを引っ張ろうと、どこでも積極的に声を出してきた。この日もやはり、人一倍声をからした。「応援してくれた地元に、次は結果で恩返ししたい。もっと強くなって帰ってきます」。泥だらけのユニホームで、汗をぬぐった。(松田果穂)

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