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高校生ナンバー1右腕 プロを「行ってよかった」場所に

2020年10月24日10時00分

 ■(ドラフト会議人物館)中京大中京、高橋宏斗投手

 「行きたかった場所」と「行ってよかった場所」は違う――。中京大中京の右腕、高橋宏斗が、5歳上の兄・伶介さんから送られた言葉だ。

 10月6日、高橋は大きな決断をした。プロ志望表明。兄も投手としてプレーした慶大への進学を第一に考えていたが、AO入試での進学がかなわないことが決まった。

 ただ、そこに落胆はない。もちろん、プロの世界だって、小さな頃から「行きたかった場所」。12球団どこから指名されてもプロ入りする覚悟を示し、「一番の武器である直球を生かしていきたい」と誓った。

 最速154キロの高校生ナンバーワン投手。この右腕の「遅め」のプロ志望表明は、各球団のドラフト戦略にも大きな影響を及ぼすのは間違いない。昨秋の新チーム結成から公式戦28連勝で無敗。勝ち運も兼ね備えている。

 動画サイトの「YouTube」でプロ選手の動画を見るのが趣味。「長いと2時間半くらい見ています」。約1時間の電車通学中も、動画を見て野球の勉強をする時間に。プロの技術を見て、練習で試す。その繰り返しで球速は1年生の秋に146キロ、2年生で148キロ、そしてこの夏、154キロまで達した。

 それでも、口をつくのは「まだまだほかの選手よりも劣っています」。同じ高校生のドラフト候補の名を挙げ、「中森(明石商)はピンチでも堂々と投げているし、小林(智弁和歌山)はまっすぐの伸び、迫力がすごい。自分は劣っています……」。高校で勝ち続けられたのは「たまたまうまくいった」のだという。

 一方で、目指すのは「1番」になること。特に、同じ世代には負けたくないという強い思いがある。「1番になることが、何よりのモチベーションです」

 謙虚さと貪欲(どんよく)さ。プロの世界を「行ってよかった場所」にしてみせる。(山口史朗)

 たかはし・ひろと 2002年、愛知・尾張旭市出身。小学2年から野球を始め、6年生の時にドラゴンズジュニアに選出。中京大中京高では2年春からエース。今夏の愛知県独自大会で自己最速の154キロを記録した。身長183センチ、体重84キロ。右投げ右打ち。

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