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上田西は準優勝 北信越高校野球

2020年10月19日09時00分

 第143回北信越地区高校野球大会(北信越地区高校野球連盟主催)は18日、富山市民球場で決勝があり、上田西は敦賀気比(福井1位)に敗れ、頂点を逃した。秋季大会での県勢の決勝進出は2014年の松商学園以来6年ぶり。敗退したとはいえ、来春の選抜大会出場に向けて期待が膨らむ。

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 序盤の猛攻で主導権を握った敦賀気比が大勝。前日の星稜戦で完投した上田西の山口の立ち上がりを攻め、先頭の東からの4連打などで4点。二回は打者9人、七回は上加世田の走者一掃の二塁打など打者12人の攻撃で突き放した。上田西も二回、笹原や梅香の適時打などで3点を返し、終盤も追いすがったが、届かなかった。吉崎監督は「大会を通して成長した。この負けを生かしたい」。

     ◇

 決勝の大舞台。先輩投手の後を託されたのは1年生の高梨匠だった。

 ここまでチームを引っ張ってきたエースの山口謙作(2年)は連投で疲労が蓄積。昨夜、吉崎琢朗監督から「投げる気持ちを作っておけ」と指示された。登板は1回戦以来。興奮でなかなか寝付けなかったという。

 中盤の四、五回を無失点に抑えたあとの六回裏、ピンチが襲った。

 制球の乱れを突かれ、先頭打者に二塁打、続く打者にも連打を浴びるなど2点を許した。しかし、そこで気持ちは途切れなかった。支えになったのは山口の存在だ。

 入部以来、山口の背中を追い続ける。練習をともにし、下半身を意識しながら、投球の速さやキレに磨きをかけてきた。山口について「話しやすく、気さくにアドバイスをくれる先輩」と信頼を寄せる。自分からキャッチボールに誘うのも、技術を吸収するためだ。

 この日、マウンドで相手ベンチの勢いに圧倒された。耳に飛び込んできたのは「守備が取るから、思いきって投げろ!」という山口の声だった。安心したという。励ましを受けて気持ちがこもった。

 試合後、その投球ぶりを振り返った山口は「打者に対しても恐れず、思い切って投げられていた」と頼もしそう。吉崎監督も「投球姿勢に課題はあるが、度胸がある」と語った。

 今後の課題は制球力だ。「謙作さんのように、勝負どころにも強く、頼れる投手に」。来春へ力がこもった。(緑川夏生)

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