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決勝打の寒川高主将、サングラスでプレーする理由 香川

2020年10月13日09時00分

 同点の七回2死二、三塁、寒川の主将・市川航都君(2年)に打席が回った。3番打者でこの試合もすでに2安打と好調。英明はここで継投し、エースの石河大空君(2年)をマウンドに送り込んだ。

 次の1点が優勝の行方を左右する。市川君は「自分は大一番で燃えるタイプ。絶対に打ってやろう」。

 ファウルで粘った。6球目、狙っていた直球が甘く入ってきた。迷わず振り抜いた鋭い打球が一、二塁間を抜け、走者2人が生還した。打線はその後も畳みかけ、一挙5点を奪った。

 市川君はサングラスを着けて試合に臨んでいる。新チーム発足後の7月末、目に異変が起きた。

 朝起きて、部屋の電気をつけるだけで目に違和感を覚え、グラウンドに出ると、頭痛と吐き気に襲われた。原因は不明で、医師からは「目が光をうまく調節できなくなっている」と告げられた。

 「サングラスをかけて野球なんてできるのか」。最初は不安に思ったが、「むしろ前より打撃の調子が良い」。球をよく見るようになり、打席で体が突っ込むくせが改善されたという。

 秋の県大会は全試合3番遊撃でフル出場。打率5割で優勝に貢献した。それでも、先発出場した夏の独自大会で初戦敗退した悔しさは忘れていない。

 「二度と負けたくないし、ましてや目の病気を言い訳にしたくない。持ち前の堅実な野球で四国大会に挑みます」。次のステージでのさらなる飛躍を誓った。(平岡春人)

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