スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

秋季高校野球道大会、北海10年ぶりV 選抜ほぼ確実

2020年10月13日09時00分

 第73回秋季道高校野球大会(道高野連など主催)は11日、札幌円山球場で決勝があり、北海が旭川実を1―0で破り10年ぶり12度目の優勝を果たした。これで来春の選抜大会への出場がほぼ確実になった。優勝校が出場予定だった明治神宮野球大会は新型コロナウイルスの影響で中止になった。

     ◇

北海が両チーム計7安打の息詰まる投手戦を制した。八回、江口が右翼に流し打つソロ本塁打で均衡を破り、左腕木村が三回以降、1人の出塁も許さない万全の投球で締めくくった。全道大会5試合で無失策だった堅守も光った。旭川実の田中楓は威力のある直球で相手を苦しめた。打線は一回無死一、二塁の好機を犠打失敗などで逃したのが痛かった。

     ◇

 九回裏、最後の打者を打ち取った北海の木村大成投手(2年)は左手を突き出し声を上げた。駆け寄るチームメートたちにもみくちゃにされると、跳びはねて喜びを爆発させた。

 立ち上がりは得点圏に走者を背負ったが、二回終了後に自らの力みに気づき、フォームを修正。その後は得意のスライダーを生かし、出塁を許さなかった。「決勝だと意識していないつもりだったけど、気づかないうちに力んでいました」と、試合後に苦笑いで話した。

 全道大会は4試合を投げ、すべて無失点。準決勝と決勝は完封を果たした。その成長の裏には夏の苦い敗戦があった。

 夏の独自大会、南北海道大会の2回戦で札幌大谷と対戦。同点の場面で登板し、延長十回に逆転を許した。悔しさに涙が止まらず、試合後もなかなか言葉が出なかった。「円山には悔しい思い出しかなかった。今回の優勝は3年生たちへの恩返し」。ピンチでの精神面も課題だったが、「あの経験があったから」と、今大会は強気に打者に向かった。

 試合後、宮下朝陽主将(2年)が「木村がとても頑張ってくれていたので」とウイニングボールを手渡してくれた。チームも認めるエースの投球だった。選抜大会へ向け「また基礎から固めていきたい。全国のチームに比べたら体格や技術がまだまだなので、強化したい」とさらなる成長を誓った。(川村さくら)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ