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プロ入りの夢は4年後に必ず 常総学院、2人の快速右腕

2020年10月12日17時00分

 プロ野球のドラフト(新人選択)会議が26日、オンラインで開催される。ただ今季は新型コロナウイルスの影響で、春夏の甲子園が中止になるなど、高校野球の大会が減少。プロを夢見ながらもアピールの場を失い、12日締め切られたプロ志望届の提出を見送った球児もいる。

 最速152キロを誇る常総学院(茨城)の菊地竜雅(りゅうが)と、今夏の茨城独自大会で148キロを計測した一條力真の両右腕は、春以降にスカウトの評価が上がれば、プロ志望届を出す可能性があった。しかし春季県大会も夏の甲子園も中止となり、大学進学に切り替えた。

 「アピールするには、春しかなかった」。幼い頃からプロの世界をめざしている菊地は、そう振り返る。前年の秋は本調子ではなく、県大会での登板は1試合だけ。一條が登板することも多かった。菊地は春に照準を合わせていたが、コロナ禍でアピールの機会を奪われた。

 5月30日。練習を休み、自宅で両親と話し合った。当時はドラフト会議がどうなるか、見通せなかった。父から大学に行ってほしいと言われ、決断した。「これで良かったのかと思うこともあった。けど、今は周りのプロ志望届を出した選手を見るより、練習して4年後をめざしたい」

 高校球児の中には、明石商(兵庫)の中森俊介、来田涼斗のように、悩みながらも、プロ志望届を提出した選手もいる。菊地は言う。「自分も昨秋の関東大会や春の県大会で投げていたら、そっち側だったかもしれないです。投げること自体が、スカウトの方の評価につながっていたと思うので」

 1年の頃から球速140キロを出していた菊地に対し、高校で急成長したのが一條だ。

 入学時は「130キロが出るか出ないか」。そこから体作りに励んだ。190センチある身長は、まだ伸び続けているという。3年になり、周囲からはプロの世界を期待する声も出始めた。だが、春以降は打者との真剣勝負の場が限られ、自分の球が通用するのか、確信が持てなかった。「球威も、変化球の精度もまだまだ足りないと思います」

 実戦の機会が少ないことで、「プロ野球は遠い存在で、自分が行くところじゃないと思わせてしまった」と佐々木力・前監督。伸びしろは十分なだけに、大学で化ける可能性を秘める。(井上翔太)

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