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仙台育英9連覇 秋季県高校野球 3位柴田も東北大会へ

2020年9月28日09時00分

 第73回秋季東北地区高校野球県大会は27日、楽天生命パーク宮城で決勝があり、仙台育英が東北を破って9年連続24回目の優勝を果たした。3位決定戦では柴田が古川学園に勝ち、7年ぶりに東北大会に出場する。

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 仙台育英は一回裏、藤井の2点適時打などで3点を挙げ、そのままリードを守り切った。投手陣も2人の継投で被安打2。特に五回から登板したエース伊藤は打たせて取る投球で、反撃の隙を与えなかった。東北は毎回のように出塁を許す苦しい展開も、二回以降は要所を締めて失点を抑えた。打線は二、四回と得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。

 3位決定戦では、柴田が打撃戦を制した。二回表に大和田の左犠飛で先制すると、六回には村上が2点本塁打を放つなど、計13安打で8点を挙げて突き放した。古川学園は四回に近藤の適時打で同点に追いつくも、及ばなかった。

 来春の選抜大会出場をかけた東北大会には、各県の上位3チームが出場する。10月14日から宮城県内の2球場で行われる。

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 東北の主将、原田凌成(りょうせい)君(2年)は、いつも以上にチームメートに声をかけていた。前日の準決勝で、エース岩佐拓郎君(2年)が打球を受けて足を骨折。決勝戦の直前、「拓郎の分まで俺たちで頑張るぞ」と発破をかけた。チームの雰囲気が悪くならないように、そして、自分が浮足立たないようにという気持ちだった。

 相手は9連覇を狙う仙台育英。昨秋の準々決勝で負けて以来の対戦だ。9回サヨナラ勝ちを決めた前日の試合を見に来ていた先輩からは、「かっこよかったぞ。明日も頑張ってくれ」とリベンジを託された。

 初回にいきなり3点を奪われた後、先発投手に「ここで焦るな」と声をかけた。四回裏の1死一、三塁のピンチには、守備についていた一塁から「大丈夫、大丈夫」と声を張り上げた。もう1点もやれない場面。「仲間を信じろ」と自分に言い聞かせた。併殺で乗り切り、笑顔でベンチに戻るメンバーに「流れは来ている。このまま攻撃につなげよう」ともり立てた。

 「声でチームを引っ張ってくれる」と富沢清徳監督の評価が高く、主将に選ばれて約2カ月。決勝戦まで駆け上がったが、10年ぶりの優勝には届かなかった。

 「悔しいなと思ったけど、まだここは通過点」。東北大会、神宮大会と活躍のチャンスは続く。「悔しさをバネにいい形で向かいたい」。原田君はそう切り替えていた。(近藤咲子)

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