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角館、7年ぶりV 秋季高校野球県大会 秋田

2020年9月28日09時00分

 第72回秋季東北地区高校野球秋田県大会(県高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)は27日、秋田市のこまちスタジアムで決勝があり、角館が由利工を破って7年ぶり3度目の優勝を果たした。第3代表決定戦では、湯沢翔北が大館桂桜を下し、東北大会初出場を決めた。角館、由利工、湯沢翔北が出場する東北大会は、10月14~20日に宮城県であり、大会の結果は来春の選抜大会出場校を決める参考になる。

 ■角館―由利工

 角館は一回、3四球などで満塁とし、千葉、磯、後藤の3連続適時打で一挙5点。中盤は点の取り合いになったが、2番手千葉が終盤を無失点に封じた。由利工は途中出場の斉藤が2安打3打点の活躍をみせるなど、大差がついてもあきらめなかった。

 ■湯沢翔北―大館桂桜

 湯沢翔北が好機を着実に生かし、投手戦を制した。両者無得点で迎えた六回、敵失に高村の右前適時打や市川の右犠飛を絡め、打者一巡の猛攻で一挙5得点。佐藤創は11奪三振で完封した。大館桂桜は中盤の好機を逸し、六回以降は三者凡退に倒れた。

     ◇

 最後の打者を三振に仕留め、湯沢翔北は東北大会初出場の切符を手に入れたた。ただ、完封したエース佐藤創投手(2年)の表情はほとんど変わらない。

 整列に向かう際に佐藤悠捕手(2年)が差し出すミットとグラブを軽く合わせたぐらい。「(準決勝で由利工に敗れた)きのう出場を決めたかった。その分を返せたからプラマイゼロ」

 「小さいころから制球力には自信があった」という。今大会4試合すべてを完投して、与えた四死球は各試合1個ずつだ。

 成長の姿がみえたのは、スタミナだ。8日間で4試合、計446球を投げた今大会を締めくくるこの日、六回以降は走者を一人も出さなかった。昨年冬から、50メートルダッシュ2往復を10本の走り込みで鍛えてきた成果が出た。

 疲れが残るはずの登板でこれ以上ない好投ができた裏には、あくなき探究心もある。前日の準決勝から、投球フォームを変えた。足を上げたときに、バネのようにするために少しだけひねりを加えてみた。すると、「同じ力で投げても、低めのボールが伸びている感じがした」と振り返った。

 東北大会に向けては「県大会より厳しい試合になる。低めに丁寧に投げて、ゲームメイクをしていきたい」。クールな右腕が、さらなる成長の舞台へ向かう。(八鍬耕造)

     ◇

 角館は初回の5得点で試合の主導権を握り、由利工の追い上げを振り切った。流れを呼び込む先制打を放ったのは、この回1死満塁で打席に立った千葉蘭丸選手(2年)だ。前日の大館桂桜戦でも初回1死満塁で打順が回ってきたが、三振。「きょうは絶対にかえす」と思い切って初球をはじき返し、右前に運んだ。

 七回には救援登板し、直球にカーブやスライダーを織り交ぜてその後を無失点に封じた。「東北大会でもエースが崩れたときには継投で抑えて、打線でもカバーしながら勝ち上がっていきたい」(高橋杏璃)

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