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鳥取県高野連、寄付募る 来夏までの運営費確保へ

2020年9月12日09時00分

 秋季県高校野球大会などに向け、鳥取県高校野球連盟が今月、寄付を募り始めた。新型コロナウイルスの影響で、今夏の全国高校野球選手権大会と地方大会が中止に。県高野連は独自大会を開催したが、無観客だったため、入場料収入はゼロ。今後の運営の基盤が危ぶまれるためだ。田村嘉庸理事長(58)に聞いた。

 ――いま寄付の募集を始めた理由をお聞かせください

 毎年、夏の鳥取大会の入場料収入で、秋季県大会から次の夏の大会までの運営費をまかなっています。

 今夏は日本高野連、朝日新聞社や県の助成金もあって開催できましたが、入場料収入はありませんでした。経費節減のため、例年開催している指導者講習会を、今年は中止しました。しかし、指導者の技術向上を通じて子どもたちの教育につなげる機会がなくなったわけです。この状態が続くと厳しい。心苦しいですが、寄付を募ることになりました。

 ――独自大会開催のいきさつは

 東部の加盟校から「独自で大会ができないか」と声が上がり、中部や西部の理事にも声かけがありました。5月、理事や審判委員が集まる意見交換会を開きました。理事からはトーナメント方式で独自大会を開きたい、という声がほとんどでした。県が独自大会の開催を支援する方針を打ち出したのも大きかった。

 ――独自大会について、鳥取はベンチ入り選手の数を増やすなどの特別な形式を取らずに開催しました

 「出場人数を増やしてほしい」という声はありました。でも、県高野連の山本(英樹)会長は「今年の3年生にも例年の3年生と同じような夏を迎えてほしい」との意向で、それに賛同しました。背番号をもらえず、涙を流した子もいるでしょう。でも、悔しさを糧に過去を反省して、がんばる。そこに成長につながる部分があると思います。

 校歌を歌うときは間隔を空けて2列に。試合開始はスタメンの9人、終了時は主将も加わってあいさつしました。感染対策をしながら独自の工夫ができたと思います。

 ――大会中の7月下旬、県内でも新型コロナの患者が出ました。注意したことは

 最後まで不安はありました。だれでもかかりうる病気なのに、島根では集団感染が発生した学校の生徒が誹謗(ひぼう)中傷されました。感染した生徒が中傷されたり悩んだりしないか、と。

 期間中、ベンチ内で密にならないよう、保護者らが離れて座るよう、県から指導を受け、各校も理解してくれました。

 苦労はありましたが、保護者や各校から「開催されて良かった」との声が聞けました。

 ――秋季県大会が19日から始まります

 秋は会場が倉吉と米子の2カ所になります。県中部・西部の高野連関係者も、応援する1、2年生の保護者も、初のコロナ対策をしての大会になります。当惑することもあるかも知れません。時間を取ってベンチ内を消毒するなど、感染対策をより徹底していきたいと思っています。(聞き手・角谷陽子)

     ◇

 資金と試合球を募る。郵送の場合は現金書留で〒682・0812 倉吉市下田中町801の倉吉東高校(0858・22・5205)内の県高野連事務局へ。持参の場合は事務局か加盟校へ。県高野連ホームページ(https://www.tottori-hbf.jp/別ウインドウで開きます)で寄付者の名前と内容を紹介する(希望しない場合は「匿名希望」と明記)。

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