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本塁打、今夏は激減の甲子園 「1試合限定」が影響か

2020年8月18日15時51分

 ホームランが極端に少ない夏だった。17日に全日程を終えた2020年甲子園高校野球交流試合。16試合で本塁打は3本だった。

 第3号は山梨学院と白樺学園(北海道)による最後の試合で出た。五回、白樺学園の川波瑛平(3年)が中堅左へ運んだ。第1号は11日の第2日。県岐阜商の佐々木泰(3年)が明豊(大分)戦でソロを打った。翌日、加藤学園(静岡)の杉山尊(3年)が鹿児島城西戦で放った2ランが第2号だが、これはランニングだったので、フェンスを越えた本塁打は2本だった。

 近年の夏の全国選手権は打高投低の傾向が強い。昨夏の第101回は48本(48試合、1試合平均1本)、第100回は51本(55試合、同0・9本)、1大会史上最多となった第99回は68本(48試合、同1・4本)だった。過去10大会で最少の第92回でも26本(48試合、同0・5本)が出た。

 今夏、なぜ激減したのか。明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督はコロナ禍による練習不足が理由とみる。「2、3カ月、練習も試合も出来ず、生きた球を打てていなかったことが要因。行ったと思った打球が行かない。どうしてもロースコアになる」。東海大相模(神奈川)の門馬敬治監督も「練習不足以外にありません。あそこまで練習できなかったらバットを振る力も弱くなる」と指摘する。

 「1試合限定の甲子園」という方式が心理面で影響している、との見方もある。高校通算49本塁打を放つ、東海大相模の山村崇嘉(3年)は「1試合だけなので、すごく力が入ったり、欲が出たりしてしまうと思う」。智弁和歌山の中谷仁監督は断定を避けつつ、言った。「今年は練習試合、公式戦が軒並みなくなった。その中での1試合なので、無駄な力が入るというか、余計な思いが上乗せされて、スイングしきれていないのかもしれない」

 全国選手権過去3大会の1試合平均得点は第101回が10・3、第100回が9・2、第99回が11。今交流試合は6・9でチームで2桁得点を記録したのは履正社(大阪)だけだった。「打高」とは言いがたい今夏の甲子園だった。(竹田竜世)

 ■近年の全国選手権本塁打数

第92回   26本(0・5)

第93回   27本(0・6)

第94回   56本(1・2)

第95回   37本(0・8)

第96回   36本(0・8)

第97回   32本(0・7)

第98回   37本(0・8)

第99回   68本(1・4)

第100回 51本(0・9)

第101回 48本(1)

交流試合  3本(0・2)

*試合数は第100回のみ55でほかは48、交流試合は16。かっこ内は1試合平均の本塁打数

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