スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

交流試合は「まるで決勝戦」 高レベルの接戦が相次ぐ

2020年8月18日15時55分

 夏の甲子園で、春の選抜大会出場校が1試合ずつプレーする。コロナ禍の下での交流試合で強い印象を残したのは、選抜大会の最大の特色である21世紀枠選出3校の試合ぶりだった。

 帯広農(北海道)は昨秋の明治神宮大会準優勝の健大高崎(群馬)に4―1で快勝。硬軟織り交ぜた攻撃で得点を重ね、堅実な守備で3併殺をマークした。磐城(福島)は粘投の沖をバックが支え、国士舘(東京)と1点差の接戦を演じた。平田(島根)も無失策の守りで、創成館(長崎)と渡り合った。

 16試合のうち1点差が4試合、2点差が6試合。明徳義塾(高知)―鳥取城北は逆転サヨナラで決着し、中京大中京(愛知)―智弁学園(奈良)は延長タイブレークにもつれ込んだ。大阪桐蔭―東海大相模(神奈川)は攻守に高レベルの攻防を展開した。

 「勝っても負けても最後の試合。まるで決勝戦のような雰囲気があった」。甲子園通算68勝の高嶋仁・前智弁和歌山監督は言った。

 交流試合実行委員長の八田英二・日本高校野球連盟会長は開会式で、「ありがとうの反対語をご存じでしょうか。『当たり前』です」と選手に語りかけた。家族や指導者、仲間の支えがあるから野球ができる。それは当たり前のことではない。

 大会中止で1度はあきらめた甲子園でプレーできる奇跡。32校の球児は感謝の思いを、はつらつとしたプレーで表現した。

 ベンチ入りは例年より2人多い20人。桐生第一(群馬)、健大高崎(群馬)、中京大中京、創成館は3年生のみで構成し、明豊(大分)は全20人が出場した。磐城は今春異動になった前監督が、特例で試合前のシートノックを打った。

 本塁打はランニング1本を含めて3本。投手の生きた球を打てる実戦の機会が少なかった影響があったのだろう。完投した投手は9人だけ。「1週間500球」という投球数制限がスタートした年に、複数投手制の浸透が感じられた。

 とはいえ、唯一の延長戦は両投手が完投し、投球数は149球と150球に達した。障害予防の議論に終わりはない。タイブレークとなった十回、その両投手が走者になる打順の巡り合わせがあった。疲労度の大きい投手は除外してもいいのではないだろうか。

 猛暑対策として今年から解禁となった白スパイクは14校が着用。高校野球でも可能となった申告故意四球は山梨学院が使用した。(編集委員・安藤嘉浩)

新着ニュース

アクセスランキング

注目動画

一覧へ