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履正社、確実性を最優先 単打つなぎ勝利、昨年に学んだ

2020年8月15日15時28分

 (15日、甲子園交流試合 履正社10-1星稜)

 ぼてぼてのゴロが中前へ抜けていく。2点リードの二回2死満塁。履正社の小深田が、泥臭い安打で追加点をたたき出した。

 昨夏も3番を打った左の強打者の頭には、センター返しの意識しかない。「長打を打ちたいけど、勝つためにはつなぐことが大事」。追い込まれた後の3球目。引っ張りにかからなかったから、外に落ちる変化球にバットが届いた。

 続く関本も変化球をコンパクトにたたき、左前適時打。この後も2本の単打で計6点。勝負を決めた。

 この回の攻撃に、強打の履正社が凝縮されていた。

 星稜の右腕荻原は変化球を低めに集めてきた。特に左打者のひざ元へのスライダーがいい。2死二塁、左打席に入った1番池田は、その誘い球に手を出さない。四球でつなぐと、続く中田もファウルで粘り、9球目で歩いた。苦しくなった荻原の浮いた球を小深田、関本が仕留めた。

 1年前の甲子園決勝。履正社は、150キロ超の速球と鋭いスライダーを投げる星稜の奥川(現ヤクルト)の球を見極め、攻略した。池田は「去年のチームで学んだこと。低めを捨てて、高めを狙う」。

 昨夏は全6試合で2桁安打、計7本塁打を記録して全国の頂点に立ったが、チームの下地にあるのは確実性の高い野球だ。「勝ちにつながる確率が高いことを徹底するのが履正社です」と関本。11安打のうち10本が単打。強く振るから強力打線なのではない。雪辱に燃える相手を、全員が束になってはね返した。(小俣勇貴)

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