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愛知)中京大中京、無敗の28連勝で完結

2020年8月13日09時00分

 息詰まる接戦を制したのは中京大中京だった。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で12日に行われた2020年甲子園高校野球交流試合で、中京大中京は智弁学園(奈良)に延長十回、4―3でサヨナラ勝ち。昨秋の県大会名古屋地区1次予選から始まり、夏季県大会でも続けてきた連勝を「28」に伸ばし(現3年生が参加した18年の1年生大会を加えると32連勝)、このチームでは公式戦無敗のまま、大舞台で迎えた最後の一戦を締めくくった。

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 「野球を始めた幼い頃から夢に見た舞台。テレビ越しに見ていた舞台に立つことが出来て感動したし、最高の仲間と最高の試合が出来た。最高の終わりだと思います」。中京大中京の捕手、印出太一主将は言葉をかみしめるように言った。

 新型コロナウイルスのために中止になった今春の選抜高校野球大会に出場するはずだった32校が1試合ずつ戦う「甲子園交流試合」。四球を選んだ一回は、二進のあと塁上で相手の三田智也遊撃手と談笑する姿があった。中学生だった2017年夏に世界少年野球大会で優勝したときの日本代表のチームメートに、「『(先発投手の)高橋、すごいな』って言われたので、『絶好調だよ』って言ったんです」。

 会話は和やかだが、勝負は真剣だ。「相手は1番から9番までいい打者で、一発もある。本当に最後の最後まで気が抜けない打撃があるチームでした」。リードしていた高橋宏斗投手は九回のピンチでその三田選手から見逃し三振を奪う。「球速、コースも完璧だった。あいつの思いがこもったボールでした」

 タイブレークの延長十回、無死満塁で打席に向かう西村友哉選手に耳打ちする。「打者も緊張する場面だけれど、攻めているのは自分たちだから」。直後にサヨナラ勝ちが決まった。

 高校進学の際、「日本一の監督にします」と高橋源一郎監督に宣言している。当時のことを、監督は「うれしかったですよ」と振り返りながら、チームが昨秋の明治神宮大会を制したあとこう言った。

 「『お前が言っていた日本一って、神宮での一番じゃないよな? 甲子園だよな?』って」。印出主将の返事は「もちろん甲子園です」。コロナ禍のため優勝をかけて戦うことは出来なかったが、1試合限りの甲子園で、負けないチームを引っ張った。(上山浩也)

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