スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

富山)苦境克服し古豪復活 高校野球独自大会

2020年8月13日09時00分

 高岡第一の優勝で11日に幕を閉じた富山県高野連主催の独自大会「TOYAMA2020高校野球大会」(県教委共催、朝日新聞社など後援)。コロナ禍のなか異例の経過をたどって開かれた大会だったが、球児らは例年に勝るとも劣らない熱戦を繰り広げた。

     ◇

 各チームの最大の課題は、試合経験の不足だった。春季県大会の中止で、今年度は独自大会が初の公式戦に。練習試合の再開も早くて6月初旬だった。

 さらに、今大会から投手の投球数制限が導入された。勝ち上がるには投手陣の強化が欠かせない状況だったが、春先の投げ込む時期に休校が続いた。

 苦境の中でも、水橋との統合で力を増した富山北部、冬場の振り込みで打力を伸ばした不二越工は、それぞれシード校を破って8強入り。昨夏からエースを務める好投手・野村を擁した桜井も健闘した。

 4強に入ったのはいずれもシード校。その中でも石動は砺波工との初戦を逆転勝ちして勢いづくと、試合ごとに攻守の精度を増し、準決勝では昨秋の県大会覇者・高岡向陵を僅差(きんさ)でかわした。

 高岡第一は持ち前の強打と、140キロを超える田中・佐伯の両右腕がさえた。準決勝では、昨夏、昨秋ともに1点差で敗れた高岡商にコールド勝ちし、雪辱を果たした。

 試合経験の不足と投手の育成という二つの課題を克服した石動と高岡第一の決勝は、緊迫の投手戦となった。緩急で打たせて取る石動・柴田は強力打線を相手にわずか1四球、最少失点で9回を完投したが、高岡第一・田中の快投はこれを上回る11奪三振、無四死球の圧巻の投球だった。

 約40年ぶりの夏の頂点を狙った両チームの決勝での激突は、古豪の復活を印象づけた。高岡第一の村本監督は「試合の度に感覚を取り戻し、プレーが磨かれた。さらに試合が続けば、もっと強くなれた」。39年ぶりに夏の甲子園をわかせる機会が無かったことが惜しまれる。(田添聖史)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ