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加藤学園1年生、併殺決め「楽に」 先制につながる長打

2020年8月12日17時57分

 (12日、甲子園交流試合 加藤学園3-1鹿児島城西)

 守備を攻撃への力に変えていく。野球の妙味を加藤学園が見せてくれた。

 「テレビで見ていた場所に来たんだ」。浮ついていた遊撃の太田に一回1死一塁、ゴロが飛ぶ。併殺コースだったが、二塁手大村が二塁に入るタイミングを見誤る。送球がそれ、球がこぼれた。

 が、くよくよする間もなかったのが幸いだった。すぐ次の打球が来た。二塁走者と交錯しそうな痛烈な当たり。今度は大村と呼吸を合わせて遊―二―一。併殺を決めた。

 「楽になった」。5月に16歳になったばかりの1年生。心が解き放たれ、体も伸びやかに動きだした。三回、チーム初長打の三塁打を放つと、六回に左中間へ二塁打。大村の中前適時打で先制のホームを踏んだ。

 大村も五回の守備で一、二塁間への深いゴロを巧みにさばいた。「ポジションを少し一塁側に寄せていた」。こちらも陰の好プレーでひそかに乗っていた。

 もし選抜大会なら、1年生の太田は出場できなかった。「(交流試合出場に)責任を感じていた」。背負った重圧は、甲子園の一つの好守が消してくれた。

 九回、大村がゴロを二塁カバーの太田に送り、接戦を締めた。ウィニングボールを、太田は大事そうにグラブに収めた。(山田佳毅)

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