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現代の高校野球「3点差はあってないよう」 高嶋仁の目

2020年8月12日15時29分

 (12日、甲子園交流試合 中京大中京4-3智弁学園)

 中京大中京と智弁学園はまったく対照的な両投手の投げ合いとなりましたね。中京の高橋投手は言うことのない好素材です。あれだけの真っすぐがあれば、高校生相手にそうは打たれません。終盤になっても150キロを超えるんですから。素晴らしい投手です。

 ただ、投球内容がどこか自信なさそうに見えるのが残念です。変化球の割合が多いですよね。目先を変えることは大事ですが、勝負どころで変化球が甘く入って打たれたら悔いが残るでしょう。四回に連続死球でピンチを招いた時も、6番山下君に変化球を続けて中前安打を打たれました。満塁とされ、この回3失点。惜しいですね。

 右本格派の高橋君に対して、智弁学園の西村君は左の打たせてとるタイプ。二回以降は持ち味を発揮し、中京打線をのらりくらりとかわしました。足の上げ方を変えたり、ボールを長く持ったり、随所で工夫が見られた。

 両投手の気迫のこもった投球で、交流試合初の延長タイブレークにもつれ込みましたが、終盤の攻撃には残念な部分もありました。中京は八回裏、智弁は九回表にそれぞれ無死一塁のチャンスをつかんだのに、どちらも送りバントを使いませんでした。

 今の高校野球は3点差はあってないようなもの。強攻策をとって大量点を狙うのは悪くありません。だけど、この場面はどちらも1点とれば、次の1イニングを抑えて勝てる状況です。まして両投手がいい投球をしていたので、1点リードすれば勝てる可能性がかなり高かった。

 ええ試合やっただけに、ちょっと残念に感じました。(智弁和歌山・前監督)

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