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大分)「本気で日本一」努力証明 明豊、甲子園で躍動

2020年8月12日09時00分

 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)での2020年甲子園高校野球交流試合は11日、明豊が第3試合に登場。県岐阜商に勝利した。「本気で日本一」を合言葉に練習を重ねたチーム。1試合だけの甲子園でも躍動し、努力の成果を証明した。

     ◇

 夢の舞台は上々の幕開けだった。一回表、2死から3番の布施心海君(3年)が中前安打。「2死でも自分が出れば点につながる。強く振ろう」と思ったという。その通り、4番の小川聖太君(3年)の二塁打で先制のホームを踏んだ。

 県高野連の独自大会のとき、布施君の帽子のつばには「アルトゥーベ」と書き込まれていた。敬愛する米大リーグ選手の名だ。甲子園でかぶる帽子にあったのは、「日本一」の文字。「自分たちは日本一を目指してきた集団。これが決勝戦という気持ちで絶対勝ってやろうと思ってきた」と布施君は語った。

 高い目標を掲げた成果の一つが昨秋の九州大会優勝だった。だが、春の甲子園への切符は幻になり、夏の選手権大会も中止。それでも、今までやってきたことを証明しようと声をかけあい、練習を積んできた。

 守りでも先発の若杉晟汰主将(3年)が一回を3連続奪三振という立ち上がり。「絶対に初回を抑えると意識してきた日頃の練習の成果」と若杉君。三回裏2死一、二塁で中前安打を打たれた際には、布施君が本塁へ直接返球して得点を阻んだ。布施君は「ワンバウンドで返球する練習を2年の時から繰り返してきた。自信があったので迷わず投げた」と振り返った。

 七回表2死一、二塁では二塁走者の宮川雄基君(3年)が、野上真叶君(3年)の内野安打で相手のすきを突き生還。走塁コーチは手を回していなかったというが、冷静な判断で待望の追加点を生んだ。

 九回裏、2年生左腕の太田虎次朗君がマウンドへ。先頭打者に本塁打を浴びたが、3年生の「落ち着け」という声かけで気持ちが楽になり、最後は併殺で試合を締めた。「仲間に信頼されるエースになり、日本一になりたい」。上級生たちが目指してきた理想は、しっかりと引き継がれた。

 川崎絢平監督は、試合後に勝っても泣いている選手たちの姿を見て、こう思ったという。「いろいろあったけど、良い高校野球人生だったんじゃないかなと。今後の人生に生きるような、濃密な数カ月だったんじゃないかと思います」(寿柳聡)

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