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コロナ禍の野球部に「馬淵方式」を 解説動画に称賛の声

2020年8月11日07時10分

 いつもと違う夏が始まった。2020年甲子園高校野球交流試合が10日、開幕。入場行進がない開会式、空いたスタンド、ブラスバンドが響かないグラウンド。その中で球児たちは、甲子園の土を踏める感謝を胸に躍動した。

 10日の第2試合に登場した明徳義塾(高知)は、選手権大会で優勝経験のある馬淵史郎監督(64)が率いる。コロナ禍で全国の学校が部活休止に追い込まれる中、馬淵監督は休校明けの練習の注意を伝える動画の講師を務めた。「馬淵方式」の全国への伝授だ。

 動画は日本高野連が6月に公開した「試合に臨む部員のみなさんへ」。馬淵監督は「1カ月間で試合に出場できる健康な体づくり」をテーマに、2時間半程度の練習時間で収まるメニューを紹介。心肺機能の向上を目指す1週目から、実戦に入る4週目まで1週間ごとのメニューを解説した。

 動画では「馬淵方式」の解説が盛りだくさんだ。「投手がけがするときは、必ず投げ始め。最初は塁間くらいの距離で6~7割で投げ、指先の感覚を養う」「走る際は競争にならない。きちんとした体幹をつくって股関節を動かすことが重要」「週1回、捕手のワンバウンド捕球練習は必須。ゲームになると、捕手の一つのパスボールが勝敗を決める」

 歴代4位の甲子園春夏通算勝利を誇る名将の言葉に、ツイッター上では「全世代の野球選手、指導者必見」「コロナ明けの球児には朗報」「飽きずに見続けられる」などの声が寄せられた。

 馬淵監督は「僕も(今年で)65歳で隠すことはない。高校野球発展のために少しでも力になれたらうれしい」と話す。

 全寮制の明徳義塾野球部も今年は、練習時間が大幅に短縮された。だが、例年同様に基礎練習は怠らず、馬淵監督は「ベースは例年通り」と言う。県の独自大会は順調に勝ち上がったものの、決勝では守備が乱れて高知に2―3で惜敗。この日の交流試合では鳥取城北と対戦し、1点を追う九回裏2死から逆転勝ち。サヨナラ打を放った新沢颯真(そうま)君(3年)は「3年間食らいつき、練習から集中してきたことが勝負強さにつながった」と「馬淵方式」の成果をかみしめた。(湯川うらら)

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