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花咲徳栄エース、今までで一番の変化球 ここぞで投げた

2020年8月10日15時34分

 (10日、甲子園交流試合 花咲徳栄3-1大分商)

 今季初の公式戦が甲子園とは。新型コロナのせいで異例ずくめの夏、花咲徳栄の左腕エース高森は緊張した。それも一回の3者連続三振でほぐれたという。

 「球が走って切れていて、いけると思った」。真剣勝負の中で得た感覚というのは貴重だ。それに「甲子園に戻ってきた」という胸の高ぶりもある。昨夏は救援し、打たれていた。

 塁をにぎわせながら追加点を取れない攻撃をよそに、ペースは不変。縮こまらずに投げた。120キロ台のツーシームが抜群で、五回まで無難。分岐点は六回だったろう。2死後、ヒットエンドランを決められ、遊撃手の失策で1点を返された局面。なお二、三塁で右打者に粘られた。

 「直球をカットされていた。今の自分の力では無理。ここは変化球で」と、調子がいいだけにどこか余裕がある。内角スライダーで三振。捕手の中井が「今までで一番」という球を難所で投げきり、完投への流れができた。

 「これで終わりじゃない」と高森。そう、ここにも今年ならではの事情がある。埼玉の独自大会は2日前に開幕し、花咲徳栄は12日に初戦を迎える。3年生にとっては、この甲子園が終着ではない。

 「甲子園で勝って弾みをつけよう」と、例年とは一風変わったかけ声でまとまってきた。目標は夏6連覇(2018年は北埼玉大会)。「今日以上の投球を見せたい」。高いモチベーションを持って野球ができる、幸せな時間がまだまだ続く。(隈部康弘)

     ◇

 一回に2点適時打を放った花咲徳栄の渡壁。「追い込まれていたのでコンパクトに。食らいつこうと思った」。右前へ流し打った。阪神甲子園球場のある兵庫県出身。「中学時代、よく観戦に来た。徳栄が優勝した2017年夏の決勝も見た」という。「もっと緊張するかと思ったけど、楽しくプレーできた。ここで試合をさせてもらええて感謝の気持ちです」

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