スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

愛知)高校野球 8月9日

2020年8月10日03時00分

 夏季愛知県高校野球大会第13日は9日、準決勝があり、愛産大工と中京大中京が10日の決勝に進んだ。愛産大工は序盤から得点を重ね、全国高校選手権愛知大会を含め、夏の県大会では初の決勝進出。中京大中京は16安打10得点の攻撃で大勝した。決勝は無観客で行われるが、メ~テレなどで生中継され、朝日新聞社と朝日放送テレビのサイト「バーチャル高校野球」でも映像が配信される。

     ◇

 岡崎工の投手は二枚看板だ。右のエース・片上聖選手(3年)と、左の本格派・柵木(ませぎ)和陽選手(3年)。2人の活躍で4強まで勝ち上がってきた。

 左右タイプの違う2人は、ずっと隣で練習してきた仲間だ。新型コロナウイルスの影響で部活動ができない時期も、LINEで自主練習の内容を共有して高めあってきた。

 1年次から意識し合うライバルでもある。昨秋の県大会でエースナンバーを背負ったのは柵木選手。ただ、ケガによる不調の時期があり、急成長した片上選手が今夏のエースの座を射止めた。平松忠親監督は「片上はコロナ禍の自粛の間に、大きく成長して戻ってきた」と明かす。

 片上選手は「部活ができない間、自分の野球人生が中途半端になるのでは、と悩んだ。まだ野球を続けたいと思った」と言う。就職から大学進学へ進路を変更して「大学レベル」を目指すようになり、日々の練習への意識も高まった。

 岡崎工は今大会、準々決勝までの5試合中4試合を2人の継投で勝ち上がってきた。

 この日の準決勝も片上選手が先発し、我慢強い投球を見せた。六回からマウンドを引き継いだ柵木選手は「片上が活躍しているのがうれしい半面、悔しさが原動力になって成長できた」。内野ゴロの間に1点を失ったが、六、七、八回を被安打0、4奪三振の力投で反撃を待った。

 4点を追う九回、2死で打席に立ったのは降板後、一塁の守備に回っていた片上選手。内野ゴロで一塁へ頭から飛び込んだ。敵失を誘い2点を返した。しかし、反撃もここまで。試合終了の瞬間、塁上の片上選手は空を見上げた。

 試合後も涙が止まらない片上選手は「この試合で自分の未熟さが、また一つ分かった。今後に必ず生かしていきます」。対照的にすっきりした表情の柵木選手。「完全燃焼できた。けがをせず、スキがない投手になりたい」と大学で野球を続ける将来を見据えた。(山崎輝史、高絢実)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ