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鹿児島)高校野球交流試合 鹿児島城西は12日第2試合

2020年8月10日09時00分

 コロナ禍で中止になった今春の選抜高校野球大会に出場予定だった32校を阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に招く「2020年甲子園高校野球交流試合」が10日、開幕する。県内からは鹿児島城西が、12日第2試合で加藤学園(静岡)と対戦する。守備からリズムを作り、攻撃につなげる野球で「一戦必勝」を期す。

 神村学園の優勝で幕を閉じた県の独自大会決勝から一夜明けた7月30日、鹿児島城西のグラウンド(日置市)では選手たちが練習に汗を流していた。

 この大会、チームは準々決勝で国分中央に1―4で逆転負け。プロ野球で長く活躍した佐々木誠監督は試合後、「つなぐ野球がまるでできていない。負けて当然の内容」と振り返った。

 鹿児島の頂点に立ち、甲子園に乗り込む――。その狙いは崩れたが、主将の古市龍輝君(3年)は「加藤学園戦までに、独自大会で出た課題をしっかり克服したい」と前向きだ。

 その課題の一つが「好不調の波」が大きいことだ。

 独自大会の決勝トーナメント1回戦では、強豪の鹿児島実に11―0と大勝。打線は15安打と爆発し、守備でも相手に攻め入る隙を与えなかった。ところが、続く国分中央戦は1~4番で計1安打とふるわず、ピンチの場面でミスを重ねた。

 「鹿児島実には昨秋の県大会決勝で敗れた借りを返すという強い思いが全員にあった。その目的を果たし、チームに気の緩みがあったのかもしれない」と古市君。4番を任された自分も無安打に終わり、好機をつくれなかった。

 甲子園での交流試合は1試合だけ。「一戦必勝」となる加藤学園戦に、最高のコンディションで臨むにはどうすればいいか。

 佐々木監督は、独自大会と交流試合では「戦い方」を区別して考えている。

 独自大会は、コロナ禍で野球ができずに苦しんだ3年生たちが「一つになるための場」。調子が悪い選手がいても、すぐに交代させなかった。勝利を優先して頂点に立つことよりも、卒業後、大学などで野球を続ける彼らの「成長」を最優先に考えたという。

 だが、交流試合は「総力戦」で臨む構え。「メンバーを固定せず、調子がいい選手をどんどん使う」と佐々木監督は明言する。

 守りの要はエースの八方悠介君(3年)と、2番手の前野将輝君(3年)だ。「二枚看板」と称される2人の力投が勝敗の鍵を握る。プロ入りを目指し、佐賀県から城西に進んだ八方君は、独自大会を通じて無失点の好投。国分中央戦でも六回から救援し、3イニングで5三振を奪い、相手に追加点を許さなかった。この試合に先発し、4失点だった前野君が調子を上げてくれば、「守備から攻撃へ」の「城西野球」が展開しやすくなる。

 加藤学園は、エース肥沼竣君(3年)を中心にした「全員野球」が身上。静岡の独自大会では初戦で敗れているが、チーム力の高さで定評がある。

 両チームともに初の甲子園。「初出場初勝利」をかけた戦いに、古市君は「勝ちは絶対に譲れない。初回から自分たちのペースに持ち込み、相手を圧倒したい」と力を込める。(三沢敦)

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