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報徳学園、県内公式戦負けなし 大会中の「衝撃」を克服

2020年8月8日14時37分

 (7日、兵庫独自大会 報徳学園 9 - 1 市尼崎)

 報徳学園のエース坂口翔颯(かすが)君(3年)が最後の打者を打ち取ると、選手たちはマウンドに駆け寄って抱き合い、指を突き上げた。優勝ではない。ただ、昨秋の新チーム結成以来、県内では公式戦負けなしで終わった。

 「日本一の精神力で辛抱して、日本一の意識で練習すれば、絶対に日本一になれる」。新型コロナウイルスによる休校期間中、坂口君はそんな言葉で部員を鼓舞した。甲子園という目標がなくなっても、自分たちで「日本一」と誇れるチームをめざそうと思った。

 だが独自大会の最中、チームに衝撃が走った。坂口君と共にチームを引っ張った主将の三宅雄雅君(3年)が初戦後、右ひじを疲労骨折したのだ。三宅君は涙ながらに3年生に伝えた。「もうみんなと野球はできない。だけど主将としてできることは最後までやりたい」

 坂口君は「三宅の思いを背負って投げる。腕がちぎれてもいい」と誓った。

 最後の試合、坂口君は市尼崎の打線を2安打に抑える好投をみせた。いつもは外野から聞こえる三宅君の声がベンチから届いた。

 試合が終わり、坂口君は思った。「(甲子園で頂点に立つのは)無理だったけど、日本一のチームだと誇れます」(森下友貴)

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