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千葉)高校野球 8月7日

2020年8月8日03時00分

 2020夏季千葉県高校野球大会は7日、11球場で22試合があった。昨夏4強同士の対決は、木更津総合が市原中央に競り勝った。成東が3点差をひっくり返してサヨナラ勝ち。全158チームが初戦を終え、各地区で4強が出そろった。8日は3球場で6試合がある。

     ◇

 0―4で迎えた九回表。市原中央のマウンドに、「背番号1」の入口翔太君(3年)が戻ってきた。先発したものの3回を被安打3、2失点と試合を作れず、四回から右翼の守備についていた。

 2死。捕手のサインに三度、首を振る。右打者の内角に突き刺さる直球が、主審の右腕を上げさせた。見逃し三振だ。グラブをたたき、雄たけびを上げた。

 エースとして、大一番の先発を任された。だが、初回、四球で出した先頭打者を左前打で返され失点。三回にも4番に左中間への特大本塁打を打たれた。「気合が空回りした」

 昨夏も背番号1を背負い、4試合に登板した。縦に大きく曲がるスライダーを武器に、チームを創部初の4強に導いた。バッテリーを中心に主力が多く残る今年は、上位進出が期待されていた。

 しかし、秋季大会は地区予選で志学館に0―1で負けた。敗者復活で県大会に出たものの、2回戦で中央学院に1―5で敗れた。何かを変えないと、夏の甲子園はない――。エースは人一倍、焦っていた。

 救ってくれたのは、入口君のほかに5人いる3年生投手陣だった。「俺らが後ろにいるから」。競い合う立場にいながら、投球フォームの癖を指摘し合い、変化球の握りも教えあった。新たに覚えたチェンジアップは、最速140キロ近い自慢の直球を際立たせる武器になった。

 今大会、初戦は荒木関航君(同)など3人で9回を2失点にまとめた。この日、入口君の降板後の四回から八回まで、ほかの5人が2点に抑えた。

 だが、打線は木更津総合の3投手の直球に押され、計9三振。先頭打者を二度しか出せず、九回裏に意地の1点をとるにとどまった。

 試合後、ベンチ前でキャッチボールをしながら、仲間へ感謝の思いを伝えた。「最後の直球は、5人が投げさせてくれた最高のボールだった。いままで本当に本当に、ありがとう」(福冨旅史)

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