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千葉)高校野球 8月6日

2020年8月7日03時00分

 2020夏季千葉県高校野球大会は6日、9球場で18試合があった。昨夏8強の千葉明徳や市船橋がコールド勝ち。幕張総合や県柏、佐倉、長生が公立校対決を逆転で制した。7日は昨夏4強の市原中央と木更津総合が対戦するなど、11球場で22試合がある。

     ◇

 東葉の右腕、清水大翔君(3年)が右ひじに違和感を感じたのは、試合開始直後だった。ボールを強く握れず、腕が上がらない。直球が浮き、いつもの球威もなかった。

 二回に市船橋の下位打線につかまった。普段と違う様子に仲間も気づいたが、清水君にはマウンドに立ち続けたい理由があった。

 相手の2番打者で捕手の桜内俊太主将(3年)は、同じ中学でバッテリーを組んだ仲。「高校では甲子園をかけて対決しよう」。そう約束し、別々の高校に進学した。

 中学時代は変化球投手。高校では直球を鍛えないと通用しないと考え、筋トレで太ももはユニホームがはち切れそうなほど太くなった。食事の量も増やし、体重は入学時の58キロから78キロに。直球は最速124キロから147キロになり、大会屈指の好投手に成長した。

 コロナ禍の休校中、近所の2人は甲子園がなくなった悔しさを直接語り合い、キャッチボールをした。独自大会は3回戦でぶつかる組み合わせになり、「すごくわくわくした」と清水君。

 五回表。桜内君を打席に迎えた。ここまで3打数1安打。「こいつだけには打たれたくない」。渾身(こんしん)の135キロの直球で二直に打ち取った。試合は0―10の六回コールド負けとなり、これが親友との最後の勝負になった。

 「中学時代とは、直球の重さが桁違いだった」と桜内君。清水君は試合後の挨拶で桜内君のもとに駆け寄り、言った。「俺たちの分まで、勝ち上がってくれ」(福冨旅史)

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