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「よおやった。ええチームなんじゃ」監督から最後の言葉

2020年8月7日15時44分

 夏季岡山県高校野球大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)で敗れ去った54校。甲子園に道は続いていなくとも最後まで戦い抜いた球児たちへ、監督が送ったメッセージを集めた。(中村建太、田辺拓也、華野優気、小沢邦男)

     ◇

 津山・宇佐美昌生監督(33)

 (0―9岡山南=1回戦)

 精いっぱいやってくれてありがとう。一つひとつのプレーに気持ちがこもっていてうれしかった。野球ができないつらい思いを抱えながら、立ち止まらずにやりきってくれた。この経験は、今後絶対に自分の力になるから。悔しくてやるせなくて、もやもやした気持ちを忘れないように持っといて。みんなが大人になったときに、同じような状況で困っている子どもがいたら、手を差し伸べてやって欲しい。これからも苦しいことはあるだろうけど、自分らにしかない力を得たと思って、負けずに前を向いてしっかり頑張ってな。

     ◇

 総社南・板谷好通監督(42)

 (1―11水島工=1回戦)

 練習が満足にできない中、限られた時間でよく一致団結してくれた。これまでは、選手たちに「かわいそう」とか「しんどいやろう」とか、一切言わないようにしていた。みんな一緒やし、甘えても仕方ないから。それでも気持ちをぶれさせずに前向きに練習してくれた。

     ◇

 津山商・頭士(ずし)真人監督(34)

 (0―4作陽=1回戦)

 粘りに粘った最高の試合だった。3年生の努力の成果を見ているようで胸が熱くなった。思ったように練習できなかったが、腐ることなく乗り越えて欲しい。野球を通して学び、努力したことは絶対に裏切らない。

     ◇

 倉敷古城池・山口史浩監督(51)

 (2―8倉敷鷲羽=1回戦)

 試合ができぬまま、夏を終えることもありえた。今年ほど地域や保護者に支えられたことはなく、野球ができたことに感謝してほしい。練習時間が少なく、準備が不十分なまま臨んだが、一発勝負の厳しさを学べたと思う。人生の糧にしてほしい。

     ◇

 岡山芳泉・名古谷(なごたに)忠士監督(56)

 (0―4玉島商=1回戦)

 コロナ禍でまったく練習できない日が続いた。野球への思いが途切れそうな子もいたが、3年生16人が欠けずに頑張ってくれた。勝たせてあげられなかったのは申し訳ないが、最後の晴れ舞台を保護者に見てもらえたことに幸せを感じてほしい。

     ◇

 備前緑陽・糸山飛雄馬監督(42)

 (0―6林野=1回戦)

 3年生3人には「真剣勝負として臨んでくれ」と伝えていた。選手たちはコロナ禍という逆境を言い訳にしなかった。困難にぶち当たっても、乗り越えようとする力をつけてくれた。

     ◇

 笠岡工・近藤俊介監督(37)

 (4―7西大寺=1回戦)

 昨秋の県大会予選はコールド負けだった。成長が見えた。主将、副主将を中心に新しい笠工の土台を築いてくれた。社会に出れば自分の力だけじゃどうにもならないことは、たくさんある。でもうちの部員は、一生懸命なことでは誰にも負けない。受け身ではなく攻撃的に。前向きに生きてほしい。

     ◇

 岡山御津・宮野義治監督(54)

 (1―18岡山学芸館=1回戦)

 グラウンドに来て練習して、土日も試合に向かっていく。なかなか勝てないけども、やっぱそれをやるっていうのはものすごいことだと思う。3年生3人がつないできてくれて、よおやってくれた。ええチームなんじゃ、このチーム。ただ、野球は相手があることやけ。恥じることはねえ。ほんまあと一息じゃった。それをみんなに伝えられないこと、お前らが「1―18かよ」って言われるのが腹が立つ。一人ひとりにわしが「違うんじゃ」と言うちゃりてえんじゃけど、そこはほんとに申し訳ねえ。人に評価されてなんぼじゃねえんじゃけども、やっぱり認めさせてやりたかった。秋で勝ちたい。それに向けて進もうよ。きょうの思い忘れずに。

     ◇

 水島工・杉山友基監督(27)

 (0―10金光学園=2回戦)

 練習ができなかった期間もミーティングを重ね、意思疎通を大切にしようと話した。その成果が初戦突破となった。3年生が後輩に残してくれたプレゼントだ。負けたのは監督の責任。みんな胸を張って卒業してほしい。

     ◇

 倉敷南・重光潔一監督(54)

 (2―8岡山城東=1回戦)

 練習が思うようにできず、気持ちがついていかずに辞めた仲間もいた。残った3年生は仲がよかった分、心が揺れたと思う。それでもお互いに励まし合い、最後の夏に向けて練習してきた。君たちがこの困難を乗り越えると信じていた。下級生もその背中を見た。よく頑張ってくれた。

     ◇

 西大寺・萱(かや)勝監督(54)

 (1―11玉野光南=3回戦)

 今年で監督3年目。最後の試合、大差をつけられようと、「まだこれから」と叫ぶ選手たちに感心した。私がみんなから野球の楽しさ、厳しさを教えてもらった。ベスト16という新しい伝統ができた。3年生には感謝している。人との関わりは財産になる。大学でも野球を続けて欲しい。

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