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大阪)高校野球 8月3日

2020年8月4日03時00分

 令和2年大阪府高校野球大会(府高野連主催、日本高野連、朝日新聞社など後援)は3日、豊中球場などで3回戦6試合があった。関大北陽と関大一はともに中盤に逆転して4回戦へ。大阪桐蔭は2試合連続のコールド勝ち。渋谷、交野、信太も大差で勝ち進んだ。4日は4回戦5試合がある。

     ◇

 八回裏、マウンドに立つ大阪青凌の主将、玉木玲音(れおん)君(3年)は肩の力を抜くしぐさを見せた。制球が定まらず、連続四球で2死満塁。あと1点でコールド負けが決まる。

 「いつもはこんなことはないのに珍しい」。捕手の西村泰治君(3年)も玉木君の異変に気づいていた。3ボールからの4球目、打たれてもいい、と直球のサインを出した。だが玉木君が投じた球は外れ、押し出しになった。

 大阪青凌は2016年から、夏に1勝を挙げられずにいた。昨夏、1回戦に登板した玉木君は「夏の敗戦の悔しさを知る存在」として、新チームからエースになり、主将を任された。

 初の16強進出を目標に「新しい歴史をつくろう」と臨んだこの夏は選手の結束で勢いづいた。

 1回戦、先発した玉木君の力投もあって市岡を8―3で下し、5年ぶりの夏勝利を挙げると、2回戦も5―0で西野田工科を破った。

 甲子園出場経験もある渋谷との対戦前、先発が決まっていた玉木君は、いつものように試合をイメージした。「初戦のようにしっかり抑えよう」

 だがこの日は、立ち上がりから制球に苦しみ、6失点でマウンドを降りて中堅に回った。だが沢田樹監督は「勝つときは玉木で」と七回から再登板させると決めていた。

 玉木君は試合後、「ベスト16に進むために大事な試合だったのに、流れを悪くしてしまった」と悔やんだ。

 ただ、チームのもう一つの目標はかなった。2回戦勝利後にもらったウィニングボールを、ただ1人の3年生マネジャー西口桜月さんに渡すことだ。

 「ずっと練習を手伝ってもらい、今まで3年間ついてきてくれたので、達成できてうれしい」と玉木君。引退式では、選手たち全員で感謝の気持ちを伝え、手渡すつもりだ。(浅沼愛)

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