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新潟)高校野球 8月2日

2020年8月3日03時00分

 県高野連主催の県高校夏季野球大会は2日、準々決勝4試合があり、4強が出そろった。昨夏の新潟大会を制した日本文理が昨秋県大会優勝の北越に7回コールド勝ち。村上桜ケ丘、上越、中越も勝ち進んだ。準決勝は4日、決勝は6日にハードオフ・エコスタジアム新潟である。

     ◇

 三回表、北越のエース阿部柚士郎(3年)が打ち込まれ3失点。なおも1死二、三塁。守備のタイムがかかり、ベンチリーダーの佐藤朝陽(あさひ)(同)が勢い良くベンチから飛び出した。マウンドに集まった野手に「一球一球集中して楽しんでいこう」と伝えると、周りに笑みがこぼれた。

 その内容はすでに話し合い済み。「同じ事を一生懸命話してるから『わかってるよ。来なくていいよ』ってこっちから言うんです」と阿部は振り返る。

 雰囲気は変わった。その後、満塁となったが、阿部は後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。小島清監督は「チームにとって重要な役割。本当によくやってくれた」と佐藤を評する。

 自他ともに認める「いじられキャラ」。緊迫した場面で目を合わせるとみんなを笑顔にしてしまう。「ちょっとでも笑わせようと思って。どんな形でも楽しめばこっちに流れがくる」

 ベンチリーダーは、声でチームを盛り上げたり、伝令役として監督の言葉を選手に伝えたりする。最初からその重責を担っていたわけではない。

 大会開幕2日前、ベンチリーダーだった長谷川丈翔(たける)(同)が、練習中の大けがで入院。急きょ佐藤が指名された。

 長谷川は常にハイテンションで周りを元気にしていた。自分もサポートしていたが、一人でできるとは思えなかった。それでも「みんなにも声を出してもらいながら、元気のあるベンチを作ろう」と決めた。

 決勝まで勝ち進めば、長谷川がベンチ入りする予定だった。まさかのコールド負け。「長谷川を決勝に連れて行きたかった」と悔やむ半面「最後まで笑顔でプレーできた。北越のベンチは今大会で一番、と胸を張れます」と笑みを絶やさなかった。(谷瞳兒)

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