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宮崎日大エース、初の完投勝利で優勝 監督の言葉通りに

2020年8月2日16時31分

 (1日、宮崎独自大会 宮崎日大12-2宮崎学園)

 宮崎日大のエース岩崎優太投手(3年)は、決勝が公式戦初の完投勝利の舞台となった。勝利を決めた瞬間、両手を上に突き上げ、仲間たちと喜びを分かち合った。

 今大会は古谷瞳伍投手(2年)との継投で勝ち上がってきた。この日、球場に着いてから楠田賢吾監督に先発を告げられ、「今日は最後までやりなさい」と送り出された。

 兵庫県加東市出身。少年野球時代から投手だった。中学時代に所属したシニアリーグの先輩たちが九州の野球強豪校で活躍する姿を見て、宮崎日大に進んだ。

 背番号1を背負うのは今大会が初めて。古谷投手との継投は、「体力が九回まで持たないので分担してもらっていました」と照れ笑いするが、走り込みで持久力は十分に鍛えてきた。

 0―0で迎えた三回裏。二塁打を打たれた後、バントの処理を慌てて一塁に悪送球し先取点を奪われた。一瞬イライラしてしまったが、「味方がしっかり守ってくれている」と気持ちを切り替えることができた。

 コロナ禍で夏の甲子園中止が決まった5月20日以降、気持ちの整理がつかず、他の3年生とともに一時、自主練習に。そこに県独自の大会が決まり、新たな目標が生まれた。昨秋の県大会は準優勝。「同じ悔しさは味わいたくない。やるからには皆で優勝しよう」と決めた。

 甲子園は、実家から車で30~40分の場所。選抜大会や夏の選手権大会は父哲也さん(45)に連れられてよく見に行った。「ファインプレーへの大歓声。あの雰囲気はめっちゃ好き」。甲子園で投げる姿を両親に見せたかったが、「最高の仲間と優勝する瞬間を見せることができました」と白い歯を見せた。(菊地洋行)

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