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石川)高校野球 8月1日

2020年8月2日03時00分

 石川県高校野球大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)は1日、準々決勝2試合があった。星稜、日本航空石川が力強い打撃を見せ、共に4強に駒を進めたが、敗れたチームも意地の一打を見せた。2日も準々決勝2試合がある。

     ◇

 「何とか意地を見せよう。自分が諦めてしまっては駄目だ」。六回、金沢の主将、吉村悠(3年)は第3打席に立った。星稜に9点差をつけられる苦しい試合展開。だがこの時も「思いきり野球をする」という姿勢に変わりはなかった。

 「チームの魂」。監督の武部佳太(39)は吉村をそう評価する。

 5月に夏の甲子園大会中止が決まった時も、吉村は率先して他の3年生と連絡を取り合い、「県独自の大会があってもなくても、最後までやりきる姿を後輩に見せよう」とまとめた。「チームが一切下を向かなかったのは、吉村の力です」と武部は言いきる。

 5球目。2番手投手の高めの直球を振り抜くと、打球は左翼手を超えた。一塁を回り、全力で二塁へ。この日2本目の二塁打だった。吉村は塁上でほえ、チームを鼓舞した。

 ただ、吉村が「チームの魂」たり得たのは、家族の支えがあったからだ。

 試合の2日前、選手たちは皆、両親らに感謝の手紙を渡した。武部の発案だ。小学2年で野球を始めた吉村は、今も練習が休みの日に、父と一緒にキャッチボールをすることがある。一番の良き理解者だ。

 だから試合前日、父が手紙の返事をくれた時は、うれしかった。「悠らしく思いきり楽しく野球してこい」。そんな父の言葉が、最後まで全力でプレーする力をくれた。

 「本気で野球に向き合うチームで主将をできて幸せでした」。試合はコールド負けで悔しさはある。でも、悔いはない。(三井新)

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