スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

宮城)高校野球 8月1日

2020年8月2日03時00分

 選手権宮城大会3連覇中の勢いは止まらなかった。楽天生命パーク宮城で1日にあった決勝は、仙台育英が8―2で仙台を破って優勝。記録員を含む3年生40人全員がベンチ入りして戦い抜いた。仙台育英は9日から東北6県の優勝校が集う東北大会に出る。

     ◇

 投手戦を覚悟して先発に立った仙台育英のエース向坂優太郎君(3年)は、立ち上がりからテンポ良く投げ込んだ。140キロ近くの速球に大きく横滑りするスライダー。5球で2アウトをとると、最後は帽子を飛ばしながらの三球三振だった。

 昨夏の甲子園では、下級生2人が主戦として出るなか、向坂君はベンチにも入っていなかった。その秋の新チーム発足時、背番号は8だった。須江航監督は「自分たちの代でエースを作れなければ、日本一は夢のまた夢だ」と奮起を促した。

 約2カ月後の神宮大会で初めて「1」をつかんだ。「8と1では全然違う」。エースとして初の全国大会に気負ってしまい、初戦で敗れた。

 だが、決勝のこの日は力みはなかった。心強い仲間の存在を痛感したからだ。

 3年生だけで大会に臨むと決まっていた。横手投げからトルネード投法まで個性豊かな9人が登板。初めて公式戦に出た投手もいたが、「全員がエースの気持ちで」と声を掛け合い、ここまでの5試合で7失点。

 手ごわい相手には先発を任される向坂君も、結果を残す仲間たちに刺激を受けた。六回、粕谷映斗君がブルペンで準備しているのに気づくと「自分が打たれても大丈夫」と楽になれた。

 表情を変えず、球場に心地良いミット音を響かせた。三塁を踏ませない好投で、七回からマウンドを救援4人に託した。

 この日ベンチ入りした20人全員が出て、勝利をつかんだ。須江監督は「向坂が交代しやすい流れを作ってくれた」と健闘をたたえた。

 向坂君は「3年生全員で優勝をつかめたことがうれしい。純粋に楽しんで勝つ姿勢を後輩に見せられた」と誇らしげだった。(大宮慎次朗)

こんな特集も

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ
バーチャル高校野球ではアンケートを実施しています

本日の甲子園交流試合

注目の情報