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高知)高校野球 8月1日

2020年8月2日03時00分

 2020県高等学校夏季特別野球大会の第7日は1日、高知市の県立春野球場で準決勝2試合があった。昨夏王者の明徳義塾は五回に高知商から7点を奪い、決勝進出を果たした。高知は好機を生かして得点を重ね、岡豊を破って決勝進出を決めた。決勝は2日午後2時から県立春野球場で行われる。

     ◇

 高知商のエース赤沢将宗(3年)は「最後までエースらしい態度を貫く」と決め、最後の大会に臨んだ。

 昨秋は四国大会出場がかかった県予選3位決定戦で明徳義塾に敗れた。「打倒明徳」に向け、練習に熱が入っていた今年の冬、3年生のミーティングで正捕手の山田聡嗣(同)から思いをぶつけられた。「もっと周りを信頼してほしい」

 赤沢は負けん気が強い。自分の結果に納得がいかないと感情が態度に出てしまい、エースナンバーを外されたこともあった。赤沢は「マウンドでの立ち振る舞いが独りよがりだった」と自分を見つめ直し、制球力を磨くシートバッティングにもいっそう力を入れた。

 だが、新型コロナウイルスの影響で目標だった甲子園の舞台がなくなった。一時は落ち込んだが、20人の3年生部員が全員でベンチ入りして戦うことを決めた。「自分は他の3年生のために全力でやり、支えてくれた人たちに感謝を伝えたい」と大会に挑んだ。

 準決勝までの2試合は持ち味の伸びのある直球が生きた。それぞれ4~5回を投げて無失点に抑え、守備から流れをつくった。

 この日も調子自体は悪くなかった。だが三回裏、四球で押し出しの先制点を許すと、2死二、三塁には右前安打で2点を奪われた。

 「明徳義塾は1から9番まで気が抜けない。甘い球は仕留められてしまう」と、コースを突くことを意識しすぎて力んだ。五回裏、2死二塁から4安打を浴び、赤沢はマウンドを降りた。継投した近沢が直後に適時打を打たれ、試合はコールドで幕を閉じだ。

 「ごめん」。ベンチに戻った赤沢は、仲間に向かって声を絞り出した。周囲はエースが変わったことに気がついていた。1番・西村貫輔(同)は「みんなで一つになれた。エースで負けたのだから、仕方がない」。=敬称略(湯川うらら)

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